今年も08/21から5日間にわたって行われるサマーセール
「日高軽種馬農業協同組合が主催し、開催期間中に1000頭以上が上場される日本最大規模のせり市場」ということで、競馬関係者にとって注目すべき1週間になるのですが、先日入会しましたYGGオーナーズクラブよりこんな連絡が来ておりました。

「なるほど！自分好みの馬に出資できる可能性があるのか」と思い、今回はサマーセールの個人的注目馬 及び “具体的な上場番号“を書かずとも遠回しに購入させる戦略について（笑）考えていきたいと思います。

とは言っても節度は保ちつつ…

「具体的な上場番号を書かなければ良いんでしょ！？」とキズナ、キタノコマンドールやクラウンレガーロ産駒など1頭しか上場していない種牡馬名を書いてみたり、“アドミラブル・牝“は流石にストレート過ぎるので（＝まず採用されないでしょうけど…苦笑）、血統や兄弟の価格などもみながら、クラブ及び個人にとっての現実的なラインを模索していければと思います。

1頭目は個人的に出資したい「あの種牡馬」

まずは筆者の地元 新冠のビッグレッドファームで種牡馬をやっているゴールドシップを指名したいと思います。
牡馬・牝馬に関しては、以前書いたアオラキの記事からも牡馬！と言いたいところではありますが…上場数やこの馬の種牡馬としての性質も踏まえて今回は“牝馬“とします。

「ゴールドシップ・牝馬」で上場馬に該当するのは下記8頭となります。

テールバインダー’22
カレイメモワール’22
ダイヤフォンテン‘22
ツル‘22
カラヴィンカ‘22
ロイヤルジュビリー‘22
ホウショウワールド‘22
マチュアード‘22

やはり最も注目すべきはロイヤルジュビリー’22でしょうか。
ゴールドシップ x ロージズインメイで牝馬といえば、2021年のオークス馬ユーバーレーベンに代表される“岡田血統”になりますね！

YGGで募集されているブーケドロゼブルー‘21（ゴールドブレス）が現時点でも満口になっていないのが気がかりですが、「牝馬ならワンチャンありそうですよ！」と後押しができればと思っております。

また半兄にOPまで勝ち上がったドリームソルジャーがいるカレイメモワール’22も血統的に面白そうですね。

2頭目は同クラブを象徴する血統

筆者は入会したばかりの新規会員であることから、まだまだ詳しくわからないことばかりですが、そんな筆者にとってYGGといえばドライスタウトです。

ただ現役馬を見ていくと、近年はそのシニスターミニスター産駒がいないようで…そろそろ1頭入ってきても良いのでは？と思った次第です。

ドライスタウトと同じ「シニスターミニスター・牡馬」で上場馬に該当するのは下記12頭となります。

ピサノベッテル‘22
グローリアスヴォレ‘22
フレンチカクタス‘22
ミカルベウス‘22
カマクラ’22
クロススピード‘22
スイートマルセル‘22
ダラニ‘22
エスペランサナナ‘22
カナスヌーマ‘22
ケリーズアリュール‘22
ヘルディン‘22

ドライスタウトの母父はミスプロ系ですが、テーオーケインズを代表するように芝のサンデー系とのニックスが面白いのではないかと考えております。
そういった面でそのテーオーケインズと全く同じ組み合わせとなるカナスヌーマ’22は注目の1頭です。

またフレンチカクタス’22は母がフィリーズRの勝ち馬ということで、そろそろ産駒に大物が出てきても良いのでは？と思うところです。

3頭目は2023年募集馬にいない「あの系統」

皆さんはこのラインナップの種牡馬を見て、気になることはないでしょうか？

キタサンブラック、エピファネイア、ハーツクライ系、ディープインパクト系がいるのに、キングカメハメハ系がいないのですよね… 

ドゥラメンテ亡き今、ロードカナロアやレイデオロが芝の有力後継馬となりそうですが、ロードカナロアは不在。レイデオロはまだ種牡馬傾向がわからないことから、「ルーラーシップ・牡馬」で探してみたいと思います。

ウィズザフロウ‘22
ナリタカサブランカ‘22
メイショウボーテ‘22
ブルーグラスチャッター‘22
ミステリアスガール‘22

ナリタカサブランカ’22の血統 ルーラーシップ x ディープインパクトはキセキ配合ですし、ウィズザフロウ’22とブルーグラスチャッター’22は兄弟に準OP馬がいるということで、この辺りも落札されるのかどうか注目してみようと思います！

企画に参加するのは楽しい！

今回はアンケートからサマーセールの上場馬をみていきましたが、こういった企画参加系に対して考えるのは大好きです！ 記事を書くのに2時間も費やしてしまいました（汗）

サマーセールも注目ですし、YGGが一体どの馬を落札するのか？
そして筆者の意向が反映されるのか？
反映されたらその馬に出資しちゃいますよね…そういった意味でもこの企画はずるいです（笑）

既にQUOカード500円以上のリターンを得た気分ですので、このまま記事を締めたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます！