見出し画像

【秋華賞】 牝馬3冠レース最終戦: 大注目を浴びるリバティアイランドの歩む道は...

いよいよ今週、牝馬3冠の最終戦である秋華賞が京都競馬場で行われますね!
今年はリバティアイランドが阪神JF〜桜花賞、オークスと来ており、牝馬タイトル総なめの3冠を期待している方は多いのではないでしょうか。

今回は牝馬3冠全体から見た秋華賞の立ち位置や、3冠牝馬となるための条件について書いていきたいと思います。


オークス好走馬が主役のレース

まず3冠レースに関して個人的な位置付けになりますが、桜花賞はスピード + 完成度、オークスは距離適性 + 能力、秋華賞は成長 + 運だと考えております。

将来の3冠馬にとって鬼門となるのは、なんといっても桜花賞です。
近10年で3冠を達成したアーモンドアイ・デアリングタクトも桜花賞では2番人気という立ち位置に。ラッキーライラック・レシステンシアという完成度の高い牝馬2頭がいたことによるものですが、2歳女王に勝てたことでその道が大きく近づくこととなりました。

ダービーに関してはよく「運が大事」だと言われますが、その前週に同距離で行われるオークスは能力勝負の舞台だと思っております。
確かに桜花賞からの800m延長も大きなポイントではありますが、ディープインパクト・キングカメハメハ系や、他にもエピファネイア・ハービンジャーなどの欧州血統で、かつ陣営が距離対応可能と見ていれば大きな問題はなく、昨年のスターズオンアースを始めとして近年はあっさり2冠を取ってしまう傾向が強いように感じます。

そして秋華賞は同じ中距離適性を求められるオークスとの連動性が高く、元々オークスで好走した馬が再度好走しやすい舞台。そういった背景から瞬発力・絶対能力 + 中距離以上の距離適性を兼ね備えた2冠馬が秋華賞に挑戦する場合、“最有力候補“に扱わなければいけないと考えております。

牝馬3冠へのカギとなる「運」

前述の通り「オークス組との相性が良い」とお伝えしましたが、オークス馬が絶対というわけではなく、前述のスターズオンアースやヌーヴォレコルトもしかり秋華賞を取りこぼした馬も少なくはありません。

ご存知の通り秋華賞は京都競馬場改修中も含め、内回りの2,000mコースで行われていることから、出遅れや内で進路を塞がれる(またはどん詰まりを過度に嫌がることによる大きな距離損)などが起きてしまうとどんなに強い馬であっても、最高の競馬をした1頭に負けてしまうことが競馬では起こり得る。
ここが直線の長い桜花賞やオークスとは違った「運」の要素だと考えております。

そういった意味でデアリングタクトもアーモンドアイも外枠を引いたことで、多少の距離ロスはあれども、能力を発揮することができ3冠馬になることができたという風に考えており、あとはスターズオンアースのように出遅れがなければ…といった感じでしょうか。

今年のリバティアイランドはどの枠順を引くか…まずここが大きなポイントになると見ております。

秋華賞はまだまだ通過点か…

リバティアイランドの3冠に注目が集まる中、ついこの間、3年前の3冠牝馬デアリングタクトの引退が発表されました。

その記事でも書いた通り、デアリングタクトは古馬になって以降、力を思うように発揮できませんでしたが、リバティアイランドが3冠を掴むことができた先にどんな未来が待っているのか。ドゥラメンテの忘形見でもある本馬には、今後も明るい未来が待っていることを願うばかりです。

※メンバーシップ限定記事では、リバティアイランドの牝馬3冠がかかる「秋華賞の馬券購入検討会」を行っております。もし良ければメンバーシップの登録もお願いします。(初月無料でございます。)

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。