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【騎手】もはや厄年の影響!? 横山武史:一流騎手への試練の道のり

札幌記念の盛り上がりと裏腹に心配されるのが、シャフリヤールの怪我の状況。

昨年のドバイSC以降は噛み合わない競馬が続いているので、1日でも早く復帰をして秋競馬では再起してくれることを願っております。

そのシャフリヤールと同じかそれ以上に心配なのは、今回鞍上だった横山武史騎手
最近、ルメールの下馬も印象強いですが、横山武Jの乗る馬がことごとく引退に追い込まれており、流石に気の毒に思っております。

ということで今回は横山武史Jについて書いていければと思います。


若くして一流ジョッキーの仲間入り

横山武史Jといえば横山家の三男で、父が横山典弘J
長男の横山和生JもJRA騎手という競馬一家というのは今や有名な話ですよね。

調べていくと菊沢隆徳調教師、菊沢一樹Jの菊沢家とも繋がりがあるということで正真正銘の競馬家系ですが、その中でも横山武史Jは一家のホープ的な存在ではないでしょうか。

その横山武史Jを一役有名にさせたのは、2021年の皐月賞馬エフフォーリアで、この年は同馬のジャパンC・有馬記念制覇に加えて、タイトルホルダーの菊花賞、キラーアビリティのホープフルS制覇とG1計5勝の大活躍を収めました。

ただここから彼にとって試練続きの茨の道が待っております。

人馬共に度重なる試練

翌年の2022年は前年の活躍もあってか人気馬に乗る機会と、自身の人気も相待って常に上位人気する騎手の仲間入りをしましたが、その期待と対照的に厳しい競馬が続いておりました。

高松宮記念のレシステンシアでの敗戦で重くのしかかった雰囲気に更なる拍車をかけたのが、横山武Jと共にG1戦線を歩んできたエフフォーリアのスランプ。

大阪杯と宝塚記念は1番人気を背負うも掲示板にすら載れず…有馬記念も5着とこの年は人馬共にG1未勝利という悔しいシーズンとなってしまいました。

もはや後厄の影響かと心配になる運のなさ…

昨年の成績から横山武史Jにとって巻き返しを狙う1年であり、早速、春のG1皐月賞をソールオリエンスで制しております。
現時点(※2023/08/20)でリーディング3位とJRAのトップジョッキーの1人というのは言うまでもないのですが、心配になるのは彼に不運が続いていること。

横山武史Jは1998年生まれということなので、今年は「後厄」ですかね…

下記の出来事を見ていくと「厄除け行ったのか?」と聞きたくなってしまうほどです(苦笑)

エフフォーリア:京都記念で競争中止後、現役を引退
ショウナンナデシコ:フェブラリーSでの大敗後に現役を引退
ソーヴァリアント:中山記念の大敗によって春のG1出走プランは白紙に
ペリファーニア:喉なりの発症とオークスを無理使いした影響で頓挫?
ソールオリエンス:皐月賞制覇も騎手は2年連続でダービー制覇を逃す
アスクビクターモア:宝塚記念後に放牧地で急死
シャフリヤール:札幌記念後、前述の喉の病気を発症

ルメールJ同様にそれだけ注目される馬に乗っているということなのでしょうが、ほとんどの馬が乗り替わり騎乗でこの結果というは運がないとしか言いようがないです。

苦難を乗り越えて世界を代表する騎手に!

これまで横山武史Jの活躍と苦難について書いていましたが、特にアスクビクターモアのような不運な件が(本人の責任範疇でないからこそ尚の事)彼自身を追い込む結果にならないことを願うばかりです。

記者会見の表情を見ていると大丈夫そうな気もしますが(笑)、本人の内面までは見ることができませんので…

兎にも角にも厄払いにはしっかり行って、秋もG1を勝利。
そして今後は海外へ羽ばたいて行って、世界を代表する騎手になってほしいなと思っております。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございます!

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