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#PLAYLIST対決 のすすめ - 第2話

前回の #PLAYLIST対決 のすすめ - 第1話の続き。毎回お題をフカミさんが出してくれるのですが、4/16のお題はこちらでした。

1967年、まだ生まれてない…後追いで知った曲をどう配置するか。これは難問でした。で、できたプレイリストがこちら。

ポップスが好き、各種ダンス・ミュージックが好き、サンプリング・ネタへの執着、お題が年であればその年を象徴するような曲、実際にその当時聴いていた曲…あたりが毎回の自分の選曲テーマです。

選曲した皆さんも指摘されていたのですが、とにかく曲が短い。自分の選曲には4分を超える曲はありませんでした。(あとでアルバムとしてまとめられるにせよ)まずはドーナツ盤の曲単体で流通したものが多かったでしょうから、収録可能な時間が短いというのは必然だった気もしますね。ストリーミングの時代になった今、再度1曲ごとの時間が短くなっている(再生数を効率的に稼ぐため、が主な要因ですが)のは興味深い偶然だなと思いました。

いくつかの曲をYouTubeの映像で紹介していこうと思います。

まずQuarteto Em Cy"Tup-a-Tup(Até Londres)"

当時NBCで放映されていたThe Andy Williams Showで、若きAndy Williams、若きMarcos ValleにはさまれるQuarteto Em Cy。演出もオシャレ。口パクではありますが、楽しさが伝わってきます。こういう音楽番組、今欲しいなぁ。

続いてDusty Springfield"Sunny"

まぁカッコいいです。動きが派手、とかではないですが思わず「くぅ〜!」って言っちゃうくらい、終わったら自然と拍手しちゃうくらいのカッコよさ。メンフィス録音した1969年のアルバム Dusty In Memphis も初めてちゃんと聴きましたが、良い作品です。アレンジとか曲が良いのはもちろんですが、ちゃんとDusty Springfieldの声が主役。何でしょうね、例えばAretha Franklinみたいに皆を黙らせる圧倒的な歌唱力!のタイプとは違いますが、声と説得力?は抜きんでていると思います。

次にNina Simone"Save Me"

映像を観ると(激しく踊ってないだけの違いで)完全にJames Brownマナーじゃないか!と驚くのですが、この曲が収録されたアルバム Silk & Soul で最後を飾る曲です。"The Look of Love"のスタンダード(スタンダードって何なんでしょうね?)なカバーやブルースもあり、とても守備範囲の広い内容です。前述のDusty Springfield同様に、亡くなられた原因が乳ガンだったというのを今回知りました。

最後にThe Velvet Underground & Nico"Femme Fatale"

有名なアンディ・ウォーホルのバナナのジャケットとこの曲は知ってましたが、バンドやNicoについての知識は全くなく。Wikipediaで調べるとまぁ散々な感じの事が書いてあり、『ルー・リードとかがこの人をパーマネントなバンドのメンバーにするとは到底思えないな…』(あくまでも妄想で言ってますけど)と感じた次第です。

…と何曲か紹介しましたが、音楽に希望が沢山あった時代(そんな寂しいこと言うなよ…)という印象がある1967年でした。いやー今回も楽しかったし、勉強になったなぁ。#PLAYLIST対決 、本当に面白いです。

なぁーんてことを言ってる間にフカミさんから新たなお題が!

再び80年代。待て次号。

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