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#PLAYLIST対決 のすすめ - 第3話

どうも。最近在宅勤務になり、家での仕事の合間についついYouTubeばかり観てしまう私です。お気に入りはカズチャンネルです。楽しいですね。

さて本題。なかなか難しかった前回の1967年対決に続いて、今回は…

ウホッ!80年代!自分の青春時代ど真ん中期間なので嬉し〜い…のですが、青春時代ど真ん中期間だけに、入れたい曲が多いのです。とても1時間では収まりきれんぞ…どうしたものか。

悩んだ末に出した結論は「プレイリストを2つ作る」。まず、思い入れが1時間にギュッと詰まった1981 of yassoon編をどうぞ。

この年、確か初めての海外旅行でアメリカ西海岸に行ってます。親戚が住んでいるので、そこを訪ねて2週間ぐらい滞在しました。洋楽はその前から好きではあったのですが、このアメリカ滞在で感じた空気がその後の自分の趣味に大きく影響したのは間違いないです。大きなレストランの片隅でスター・ウォーズのポリゴンゲームに散財したり、庭で厚い肉を焼いてくれるおじさんがいたり、港でカツオを釣ってたら隣のヒスパニックの男の子が釣り上げるの助けてくれたり、時差ボケで眠れなくて夜中に偶然テレビでやってた『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』とか。語りだすと止まらないのでこの辺で。

で、2曲目のJourney "Who's Crying Now" はその渡米期のドライブ途中に聴いたもの。アメリカの夜の一本道でカーステレオからこのイントロが聴こえてきた瞬間…雷に打たれたような衝撃とはこの事です。

それ以外だと自分には寺尾聰とYMO、ホール&オーツの時代です。寺尾聰は「大人の教科書」って印象でした。大人になるとこういう世界が待ってるんだ…と真剣に思ってました。あんなハードボイルド小説のような話は一度も実体験としてありませんでしたが。

Marty Balin "Hearts" (邦題「ハート悲しく」)にMVがあるとは知らなかった!ので備忘録的に貼っておきます。マーティー先輩、刑務所に捕まってるよ…そして当時にしては思い切った半裸が出てくる妄想ビデオ。

この1987 of yassoonが自分の1981年を構成した曲のプレイリストだとすると、1987 by yassoonは1981年を語る上で自分が外せないと思う曲です。

Rene & Angela "I Love You More" 、好きなので入れてます。アンジェラ・ウインブッシュ、アイズレー・ブラザーズと一緒に来日したのを観てファンになりました。ゴージャス姉御!当時の映像貼ろうと思ったのですが、2017年のジャズ・フェスでのパフォーマンス映像を。癌とうつ病と闘っていると聞いていたのですが、お元気そうで何より。後ろにショルダーキーボード見える!弾きながら歌う雄姿が見たかった…。

Lizzy Mercier Descloux "FUNKY STAFF" も印象に残る曲です。あのKool & The Gangの名曲をよくこのアレンジでやろうと思ったなと。結果として別のファンキーさが生まれる奇跡。

Marcos Valle"A PARAÍBA NÃO É CHICAGO" もMVあるのか!訳分かんないビデオですが。パライーバ(ブラジルの州の名前)とシカゴの対比、ってことでギャングなのか。

Japan "Visions Of China"。デヴィッド・シルヴィアンとかサイモン・ル・ボンとかテレビで観たら惚れちゃいますよね。

というわけで今回も二度楽しめたプレイリスト対決でした。対決と言っても誰が勝った負けたの優劣とかはなくて、皆さんが作ったプレイリストを聴きながら『この曲知らなかった』とか『この流れで聴くと好きかも?』とかを味わうものです。このプレイリスト対決に参加してから、確実に音楽を聴く幅が広くなり、量が増えました。特に邦楽はザ・ベストテン〜90年代中盤までほとんど聴いていなかったのでかなり新鮮です。プレイリストを作った方のバックグラウンドを選曲を通して知る事ができるのも魅力の一つなのです。

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