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ドリームス・オン・パレードについて語り尽くす

1.はじめに

僕がディズニー好きになった原点といっても過言でないランドのお昼のパレード。

数々のお昼のパレードにお世話になってきたが、最も影響を受けたのは20周年記念のディズニー・ドリームス・オン・パレード以外考えられない。

2003年〜2006年、当時僕が幼稚園生の頃。(2006年〜2008年のディズニー・ドリームス・オン・パレード・ムービーオンとは異なります)

一度このパレードがいかに素晴らしかったかということを語りたいと思ったので、noteにまとめる運びとなった。

相当オタク気質全開で論理立ててない文章なのでディズニー好きの人だけが見てください。

2.当時の僕

ディズニーランドには一歳くらいの頃から月一のペースで両親に連れてってもらっていた。

当時は今ほど入場料が高くなく、子供は無料で入園できたのでほんとよく連れてってもらった。

小さい頃ディズニーのビデオを見ては興味を示していた僕を喜ばせようと連れてってくれた両親にはほんとに感謝してる。

イッツアスモールワールド(好きすぎて6回連続で乗るという自称ギネス世界記録保持者)や魅惑のチキルーム、カントリーベアーシアター、ミッキーマウスレビュー等お世話になったアトラクションも多かったが、なんといってもパレードやショーを見に行っていた。

ランドのディズニーオンパレード、エレクトリカルパレード、dポップマジック、ジョリジョリホリデー、シーのポルトパラディッソ、ドナルドのボートビルダー、セイルアウェイ、ミートアンドスマイルなどなどもう数え切れないほどのショーパレにお世話になった。

一つ一つに思い出がある。

ただその思い出を凌駕したのがこの20周年のドリームスオンパレードだった。

3歳の僕にはあまりにも刺激が強すぎた、完璧なパレードであった。

3.ドリームスオンパレードの魅力

まずはなんといってもボリュームの多さ。

とにかくフロートが多く、キャラクターも沢山出てくるのでお腹いっぱいになる。

次にフロートのコンセプト。

ランドの各エリアをモチーフにしたフロートがとても興味深い。

そして音楽。

パレード史上最高の名曲だ。

メロディライン、もう特にBメロぽいとこが好きすぎる。

夢を与えてくれる音楽だ。

アレンジも少しずつフロートのテーマごとに変わっていて素晴らしい。


あと欠かせないのはフロートが止まったダンスタイム。

もーこれが好きで好きで。

いっつも前に出て踊っていた。

ここでかかるmake a wishっていう曲を聴くと泣けてくる。

この曲の後半に目をつぶって、目を開けるとシャボン玉がフロートから出てくるんだけど、この光景が本当に美しかった。

もうこのパレード全体を包む、夢や希望の光、カラフルさ、圧倒的王者感、音楽、全てが完璧だった。

パレード界の優等生、頂点にして原点。

次章ではこのパレードがいかに素晴らしいものだったのかをより細かくフロートごとに語っていこうと思う。

4.フロート解説

①3人の妖精

ドリームスオンパレードのロゴに20の文字。眠れる森の美女の3人の妖精、フォーナフローラメリーウェザーがお出迎え。これから夢と魔法の世界が待っていることを予感させる最高の幕開け。そしてここで流れるベーシックな音楽が良い。


②デイジー

ここから早速各エリアのフロートに入る。まずはワールドバザール。20世紀初頭のアメリカの街並みを再現。このピンク色好きだったなぁ。下にはメリーポピンズのペンギン達。三匹の子豚とビックバットウルフもいて賑やかな感じ。

③メリーポピンズ

上下に移動する気球に乗ってるのはメリーポピンズ。ここで流れる音楽はメリーポピンズのテーマソングが混じったり、メインの曲もジャズっぽいアレンジになってて気持ちが乗れる。

④チッパンデール

続いてウエスタンランドに突入、ビックサンダーに乗ってるのはデール、岩山に立っているのがチップ。このフロートもなかなか好き。機関車が今にも前に飛び込んできそうな勢い。

⑤ウッディージェシー

続きましてカウボーイ、カウガールのお出まし。建物側には上にクララベル、下にフォーレスフォースカラーがいて衣装がこれまたよい。地元に公園があって、よくそのジャングルジム的なのの上に登ってこのクララベルの真似をしてたね。


⑥プルート

アレンジがよりカントリー調に。舞台はクリッターカントリー。ブレアラビット達三人衆が登場するのも珍しく、これが好評だったからジュビに引き継がれたのか。このフロート後ろにもカントリーベア達がいて、当時1番好きだったキャラクタープルートとよく見ていたカントリーベア達と会える贅沢なフロートだった。

⑦ダンボ

ファンタジーランドへと進み、星に願いをのメロディが挿入される。ダンボ可愛いよね。こういうちっちゃいフロートが大事だったりするよね。子供はたとえ小さくても一つ一つのフロートに目を丸くするのだから。ティモーシーかわいい、尊い。

⑧ピノキオ

ピノキオとゼペットのフロートは思い出深い。なぜなら定位置のカントリーベアーの前でパレードを見ていると、このフロートで一度止まって、wishing danceの時間になったからだ。このフロートの前でよく踊っていたね。このフロートから出るシャボン玉に夢をもらっていた。最近は一つあたりのフロートが大きくなりすぎて情報量の整理がしづらいからこういうフロートをもっと増やして欲しい。

⑨ミッキー

この絶対的王者感。ミッキーの乗ってるフロートはド派手なことが多いけど、これが最も神々しいフロート。シンプルさがまた良い。あとこのブルー大好き。衣装の色の組み合わせも好き。腕の蛍光色がいいんよ。ミッキーって周年パレードだと後半に来ることが多いんだけど、中盤に入れるのもなんか新鮮なんだよね。ここに大きな山場を持ってくるのパレード全体に厚みを持たせてる。ここで流れる右から2番目の星という曲もいいんだよな。神聖という言葉がよく似合うフェーズ。

⑩アリス

コーヒーカップが回ること回ること。果たしてアリスとマッドハッターは目が回って倒れなかったんだろうか。さっきも言ったけど、こんなコンパクトなフロートはもう周年パレで出てこないだろう。

⑪ピーターパン

ファンタジーランドラストはピーターとウェンディ。ビックベンの紫色と2人の衣装がいい感じにマッチしてる気がする。この色合いすき。あとティンカーベルほんと尊い。どのパレードにもティンカーは入ってくると思うんだけど、この空を飛んでいるティンカーが1番好きかもしれない。

⑫グーフィー

トゥーンタウンのフロートはとにかくカオス。グーフィー絶対これ怖いよなと思って見てた。あとみにくいアヒルがいるんだけど、実はフロート⑥と⑦の間で歩いていた時期があって、あれがこのみにくいアヒルの伏線だったのかななんて思ったりしてた。後ろにはサリーとマイクもいて、なかなか賑やかなフロート。ジュビのピノキオのフロートに通じるものを感じる。

⑬バズ

トゥモローランド担当はバズ。このフロートもなかなかのお気に入り。当時バズライトイヤーのアストロブラスターがオープン前後だったこともあり人気フロートだったのかな。この360度に動く上の天体が落ちた事故があったのは記憶に残っている。(このパレードのリサイクル的なドリームスオンパレードムービーオンでの出来事)さすがに劣化が進んだか。

⑭ダノー

ラストのアドベンチャーランド代表はダノー。チキルームを彷彿とさせるフロート。熱帯の燃え上がる雰囲気をこれでもかと表現。打楽器の音色が印象的。このくらいからパレードの終盤を感じ、少し寂しい気持ちになる。

⑮ジャングルブック

ジャングルブックのフロートもなかなか好きだしよくできている。キングルイ、バルー、そして後ろには悪者のヘビ、カーが待ち受ける。なんといってもこのフロートの前に登場する巨大なゾウが印象的。あれ大好きだったなぁ。

⑯プリンセス

エリア紹介が終わり、いよいよ最終盤に。bgmもより豪華に。このフロート贅沢すぎる。スノーホワイト、オーロラ、ベルたちの3組が一度に堪能できる。井戸、茨、バラなどなどそれぞれの物語のアイテムが散りばめられてるのもよい。まぁ結局ベルの神々しさが全て持ってちゃうんですけどね。ベルしか勝たん。

⑰ミニー

今回のパレードを締めるのはミニーでした。ミッキーもミニーも高いところにいて、子供ながら憧れの存在に思えました。シンデレラとの組み合わせも良いよね。シンデレラって他のプリンセスよりも頭ひとつ抜けてるんだなって勝手に思ってた。そしてこの最終盤のアレンジが最高。フィナーレに相応しすぎるフロートと世界観。

⑱docomo

スポンサーのdocomoまでがフロート。docomoさんありがとう。

こんな感じで一つ一つのフロートにストーリーがある。

思い出もある。

そして18フロートという圧倒的なボリュームを感じていただけただろうか。

各エリアを回るというコンセプトや音楽のアレンジの変化や挿入がこのパレードを全く飽きないものにさせてくれる。

何度見ても次くるフロートに想いを馳せる。

各フロートに夢が詰まっている。

5.Make A Wish

先ほども触れたが、このパレードは数回止まってダンスタイムになる。

ここで流れる曲がMake A Wishという曲。

もうこの曲を聴くだけで泣けてくる。

大切な 願い事
誰にでも あるでしょう
煌めくシューティングスターに
願いをかけよう

基本的に英詞なのだが、この日本語の部分が本当に好きなんだ。

ダンスの振り付け、シャボン玉の演出も全て含めて夢を与えてくれる曲。

なんか立ち止まったりするときはこの曲聴いて肩の荷を下ろそう。

あの頃の気持ちに戻ることができる。

6.終わりに

怒涛の勢いで語ってしまった。

もう構成以外はノリで書いた文章なのでかなり稚拙だがそこは許してほしい。

自己満なので。

もっと色々語りたいねディズニーの思い出。

もしここまで読んでくださった人がいたら、ありがとうございました。

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