見出し画像

英語と日本語 尊敬と敬語

こんにちは。やっしーです。雨が多い季節ですね。

今日は英語と日本語を比較することで得た「仮説」を書き残しておきたいと思います。

みなさん、英語ってお得意ですか?

私は、まあまあ、です。

おおよその日本人は苦手な方が多いかなーと思います。理由はいろいろあると思いますが、大体は単語が覚えられないとかちゃんと話せてるか不安とかの認識です。

だけど、英語は話したい!という方も多いですよね。巷ではそういった方々に本当に幅広い勉強法が提供されています。

その中でも「英語は簡単に!」とか「英語は3語で!」とかっていう方法が書いてあったりします。これについて検討してみました。

まずは、本当に英語は簡単なほうがいいのか?という点です。これは最近読んだ「英語の品格」という本でどうもそうではないようだ、と感じました。というのも、英語を話す人によって話し方が変わるようなのです。

当たり前といえば当たり前ですが、エリート層(日本でいう知識人層でしょうか)は日本語と同じ回りくどい言い方をするようです。

なぜか?

一つは、受けた教育の高さを示すためと考えました。つまり、回りくどい言い方をする人は高等教育を受けた人だとわかるようになっているのではないか?という仮説です。どこの国でもあるような話ですね。

二つ目は、日本語で言う敬語が英語、特にアメリカでいう尊敬に当たるのではないか?という仮説です。

二つ目について、言い回しによるものは別として、英語には敬語というものは存在しません。しかし、他人への尊敬を示すことは非常に重要なことであるとされています。この二点から、「私はあなたを尊敬していますよ」というある種の信号を回りくどい言い方で発信しているのではないかと考えました。

現在の標準語とされる言葉は明治以降にできたもので、敬語は東アジアで広くみられる特徴であることから、比較的早い段階から存在したものと推測できる。これに対して現代英語と呼ばれるものは20世紀以降のものを指しており、両社の成立時期に大きな差はない。

そう考えるに、英語でも長い歴史の中で、文字や発音ではない形での敬意の表し方というものが醸成されたのではないかと推測しています。

西洋社会では相手への敬意を示すことが重要視される場面も少なくありません。というか、表せないと関係性が構築できません。なので、最初はまだしも、中級以上に足をかける際には、回りくどい言い方で敬意を表することも覚えないといけないなと思う今日この頃です。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?