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「外食戦争の最前線」 5/5放送 がっちりマンデーをみて思ったこと

がっちりマンデーって勉強になるなーって思い、毎週見ております。

今回は 5/5放送のがっちりマンデーをみて思ったことを書いてみます。


◆放送内容

「フードコートだけでよく見るお店」!
料理待ちにもらう呼び出しベルにはこだわりが詰まっていた!

◆サマリ

フードコードは、外食の最前線らしく、いろんなお店が入っては淘汰されていくようです。今回は、鳥さく,春水堂(チュンスイタン)、スシローが取り上げられておりました。

◆思ったこと

フードコードという人が集まる場をどう捉えて、戦うかの戦略が非常に試される面白い場所だと感じました。フードコードの最近のトレンドは、重食化。軽食を食べる場所であったフードコードはもはや過去であり、今はがっつりご飯を食べる場所みたいです。また、人がとにかく集まる、店舗が狭い、ご飯を受け取って自席まで持っていく、家族連れ、などなど特徴が大きくある場所ですので、そこにどうアプローチするかきっちり戦略を練る必要があるのだ、と感じました。

鳥さくは、ボリューム満点の唐揚げ定食を売りにしています。大体400g(唐揚げ約10個)はいって、800円。安い! まずディスプレイの広告の写真は通常横の写真なところを縦に制限幅目いっぱいに使って写真を作っているそうです。また、定食の唐揚げの積み上げ方もなるべく高くし目立つようにします。フードコード内を定食を持って自席に持ち帰るときに他のお客さんの目にも触れるので食欲を刺激することを狙っているそうです。また、余ったら持ち帰りができるようにタッパーを用意。完璧です。

春水堂は、タピオカジュースの先駆者のようです。コツは、行列をあえて作ることと、レシピを完全にデジタルに作れる状態にすること。行列を見ると並びたくなる性質を利用して、ちょうどいい効率になるようにオペレーションを制御してるようです。また、糖度や温度などをデジタルスケールで管理しながら作ることで、美味しさ、甘さ、にばらつきが出ないようにして安定した商品を提供していました。

スシローは、回転レーンを持ち込まず自動シャリ握り機を持ち込んで勝負しております。回転ずしではなく、人が握るわけでもなく、機械がシャリを握ります。6〜12貫のシャリを自動で機械が並べてくれるそうです。一番時間がかかる工程は、シャリを握る→並べるというプロセスだそう。そこにちゃんと向き合い機械化することで生産性をあげたスシローはさすがです!

◆まとめ

今回はフードコードの特集でした。フードコードはどんどん増えており、人口が減少する日本はますます効率化を求め一箇所に集中していく場所が増えるでしょう。そこに対してきちんと取り組みを進めている企業は強いと感じました。戦う場所をきちんと決めて、そこの特徴を捉え、他者と差別化する。当たり前ですが、それをシンプルにこなせている3社だと感じました。

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