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iPhone15Proをガチでカメラ化してみた

iPhoneこそが最強のコンパクトデジタルカメラである。

こんにちは、氏家(@yasu42 )です。
iPhone15シリーズが発表されてしばらく経ちますね。
私も数年ぶりの買い換えで15Proを購入しました。

15についてはガジェットクラスタというよりも、撮影クラスタで話題になっている印象があります。
実際、映像面での進化が凄まじい。
4K60Pでのlog撮影が可能、4800万画素でのRAW撮影も可能と、動画でも写真でも隙がありません。

ここまでくればカメラ化しない手はない、ということでアクセサリー類を買い込んで色々試してみました。

そして結果がこれ。

これはどう見てもカメラです。
しかもSSDに動画も写真も保存可能な、いわばハイブリッドなコンパクトデジタルカメラです。

「iPhoneのままでいいじゃん」と思うかもしれません。
しかし、実際にこの形にしてみるとメリットは大きい。

・グリップがあるので持ちやすい
・シャッターが押しやすい
・SSDにデータ保存が出来る
・iPhoneなのでいつでも持ち歩いている

と多数。

ゴテゴテしているのでこのままポケットには入りませんが、そこはiPhone、カバンやサコッシュの片隅にいれておくなら楽々です。

以下

・何のアクセサリーを使ったか?
・作例はどうなのか?

について書いていきますね。

1:使ったアクセサリー

●Ulanzi Cap Grip

Bluetooth接続できるグリップ。
握りやすいのはもちろんですが、シャッターボタンがついているのが素晴らしい!
これをセットするだけで「カメラ感」がぐっとまします。
挟み込む形なので安定しているのもうれしい。

●Samsung T7 Shield 1TB

動画用途では鉄板のSSD。
とにかく頑丈なのが最大のメリット。
"Shield"の名は伊達ではありません。
ブラックマジック社も推奨SSDとしていますね。

iPhoneにくっつける以上、落下のリスクは常にある。
そのため、出来るだけ頑丈なSSDが良いということでこちらを選びました。
落下リスクについては最大限警戒してくださいね。

●USB-C & USB-C Thunderbolt 4 100W ケーブル 0.3m LpoieJun

iPhone本体とSSDを繋ぐためのケーブル。
出来るだけ高速な方が望ましいのでThunderbolt4をチョイス。
0.3mだとかなりギリギリなので、余裕が欲しい方は0.5mが良いと思います。

●エレコム マグネットステッカー Magkeep(おすすめ!)

今回の影の主役。
壁などにはりつけて、Magsafe対応のiPhoneを保持するためのアクセサリーですね。

SSDにこちらをはりつけ、Magsafe対応にしています。
粘着面がかなり強く、T7 Shieldの凹凸がある外装でも問題なくくっつきます。

ケースや保護フィルムはお好みでどうぞ。

2:作例

noteでは動画を直接アップ出来ないので、写真のサンプルを。
すべてRAWで撮影後、Capture Oneで軽く現像しています。

池袋駅アニメイト前。
看板の青と空の青がきれいに分離されているのがおわかりでしょうか。
この時点でスマホとは思えない色耐性なのがわかります。

明暗差の表現も良い。
さすがに明るすぎる部分はつぶれますが、今までとは雲泥の差でしょう。

日影の部分もつぶれすぎず、きっちりディテールが残ります。
技術の進歩を感じますね。

コントラストが高すぎると、さすがに汚れた印象になってしまいます。
とはいえ、これは使い方次第でどうにでもなりそう。

センサーの性能や描写の特性上、やはりドラマチックな絵作りに強いですね。
反面、「柔らかくて優しくてまろやか」な感じは一工夫必要な印象です。

今回は機材テストも兼ねた軽い撮影でしたが、

・鎌倉のような古都を撮影
・古い洋館を撮影
・ポートレート撮影

など、色々試してみるのが面白そうです。
リグを組んでiPhone動画撮ってもいいな。
夢が膨らむ。

では、本日はこのあたりで。

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