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令和5年の写ルンです

こんにちは、氏家( @yasu42 )です。

突然ですがみなさん、写ルンですは好きですか?
好きですよね?
もちろん私もです。

普段から持ち歩くもよし、友だちとのお出かけに持っていくによし、旅行によし、という完璧な携帯用カメラ。
昭和61年の発売から令和5年の今に至るまで長く愛され続けています。

で、その写ルンですのレンズを再利用したレンズがあるんですね。
ハンドメイドも含めいくつか発売されていますが、もっとも有名なのが”Utulens”でしょう。

写ルンですなので絞りなし、ピントなし、ただ撮るだけ!
ある意味「縛り」撮影の極地と言えるでしょう。
先日書いた縛り撮影のnoteにもぴったりです。

実際にα7RM5に装着してみると

かわいい

この通り、なかなか悪くないフォルムです。
とにかくコンパクトになるのでどこにでも持っていけますね。

というわけで、ちょっとしたお出かけのときに撮ってきました。
6100万画素+写ルンですをご覧ください。

「いかにも」な写りです。
画素数が画素数なので当然解像しきっていません。
ですが、かえって写ルンです感が出ているように思います。

光のにじみ方は好ましい。
プラスチック製レンズならではでしょう。
こればかりは現行レンズではどうやっても真似できない。

光の具合によってはとてもドラマチックな絵を出してくれます。

逆光ではご覧のとおり。
周辺減光が見られますが、これはセンサーとの相性もありそう。

こういうものを撮ると昭和感が出ますね。

順光では意外なほど明晰に写ることがあります。
このあたりは使いこなせるようになりたい。

かんたんな作例集ですが、いかがだったでしょうか。
Utulens、予想以上に面白いです。

なお、各マウントごとに販売されていますが、Utulens本体はL39マウント。
そこにマウントアダプターが同梱されている形なのでご注意ください。

では、今回はこのあたりで。

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