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イルミネーション撮影のすすめ

この記事は、うじを氏 による
(1stシーズン)謎解きクラスタによる謎以外の Advent Calendar 2017の企画として書いたものです。

 はじめまして、yasu_eagle です。最近は謎は作るほうも解くほうも少な目な感じですね…。休みの日は写真撮影によく出掛けています。ちょうどいい企画が立ち上がったので記事を書いてみます!

突然ですがここで問題です!

 タイトルの写真はどこで撮影したものでしょう?
  1.六本木
  2.原宿
  3.渋谷
  4.自分の部屋

・・・・

・・・

・・

はい!正解は4番自分の部屋です!


 今回、自分は一眼レフカメラでのイルミネーション撮影について書いてみようと思います。イルミネーションと言えば「玉ボケ」綺麗に撮影してみたいと思いませんか?まずタイトルで使用している写真はどのような方法で撮影していると思いますか?簡単に解説していこうと思います。

 玉ボケが綺麗ですね~。しかし、これが現実…!ナナメにカットした箱に小さな穴を沢山開けた黒い紙を貼り付けて箱の中に光源を仕込んであるだけです!

 作りが雑ですいません…。箱の中の光源はキンブレ(適当な灯りが無かったw)とネックライトが入っています。光が回るように下にアルミホイルを敷きました。

 箱の裏側には透明なシート貼り付けマッキーで色を塗りました。下側は青系に上側はクリスマスっぽい色にざっくりと(雑)。仕上がりが汚い…。

 こんな適当な作りでも適切な機材を使用し設定を合わせれば簡単に玉ボケ写真は撮影出来ます!

使用機材
・レンズ交換の出来るカメラ
・開放F値の小さいレンズ(今回使用のレンズは135mm F1.8)
 単焦点レンズは開放F値の小さいレンズも比較的安く売っていたりします!
 おすすめ!!
・三脚(シャッタースピードを遅くするときには必要です)

カメラの設定
・絞りは開放 F1.8(一番小さいF値に合わせましょう)
 最短撮影距離が約1mなのでそのギリギリぐらいの距離で撮影しました。
・シャッタースピードは遅め(10秒
・ISO:320
 手持ち撮影ならISOの数値を上げてシャッタースピードを速くする必要があります(手ブレ防止)。ただISOの数値を上げると画質が劣化します(>_<)
詳しくは「露出の三角形」で調べてみてください。

ピントについて
 今回の撮影は真っ暗な部屋で明るい目標物が無かったのでピントはマニュアルで合わせました。箱の真ん中あたりにピントを合わせた上の写真では真ん中にはボケが出ていません。ピントがずれるにしたがってボケが大きくなっているのがわかります。絞り開放での撮影は極端にピントの合う面が狭いことがわかりますね。詳しくは「被写界深度」で検索を!
 ピントを合わせる対象物があればオートフォーカスでも問題なく撮影できますよ!

玉ボケの条件
 ピント面から遠くに「点光源」があること!

設定は同じまま箱の奥にピントを合わせるとこんな感じです。↓
手前側に大きなボケができました。

箱の手前にピントを合わせるとこんな感じ。↓
今度は奥側へ大きなボケができています。

 イルミネーション撮影するときも同様の設定を行えば玉ボケ写真を撮影出来ます!

玉ボケを撮影するときの注意点

・設定は適切か?(F値は小さく)
・点光源がどこにあるか?(ピント面から遠くの点光源がよくボケる)

 以上のことを意識してイルミネーション撮影を行えば綺麗な玉ボケを楽しめると思います!

わからないことや間違っていることなどあれば気軽に言ってください!
yasu_eagle









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