社長になる道を選び、何をするか

~安井コラム#58~
どうも。4月からの進路を、3月最終週に決めた安井です。

タイトル強烈すね。起業をしたわけではなく、父親の会社を継ぐ(=いずれ社長になる)という決断をした話。

父親の会社は化学品を扱う専門商社であるんだが、
ぶっちゃけると、今のところ貿易の仕事に特段興味が強いわけではない。
(なんとなくのイメージはつくが、まあ仕事をしないとわからないよね)

では何で、ITコンサルの会社を辞めて、その会社に入ろうと決めたのか。

端的に言うと、自分の行動すべてを、自分事にしたかったからだ。

そのためのステップとして、この3つを考え、進路を決めた。
 ①自分ごとにする割合を増やす
 ②実績という自信をつける
 ③自信を基に、新しいサービスを作り、全てことを自分ごとにする

①自分ごとにする割合を増やす

会社に入っていると(特に大企業)、良くも悪くも、会社に守られている。
ミスをすれば、それを監督していた上司や部署の責任でもあるから、そうならないようにするために面倒良く見られる。
組織が慣習的にやっていたことを、自分もただただするということも発生し、
会社にいる時間の幾分かが、自分がレベルアップすることに繋がらない。
自分にとっては、その時間がなんか気持ち悪く感じ、
この時間であんなことができたらとか、こんなことにチャレンジしたいなと思ってしまった。環境に依存する考えは良くないと思うが、個人的には今の環境の中でもがく時間が多ければ、それを改善する環境にさっと移る方が賢明かなと思っている。逃げでなければ。
そういった自分ごとにできる環境に身を置くことで、多くのことをインプットして、試行錯誤しながら多くのアウトプットができる。
結果はすべて自分の責任であることが肝。裁量権が最大なところを選ぼうと思い、他を探した。

②実績という自信をつける

自分の努力次第で、結果が大きく変わるということにチャレンジし、実績という『自信』をつけようと思った。
これも良くも悪くも、大企業だと、大体想定される結果が見えていて、それに向けてみんなが均等に努力しているなと感じた。そして、その結果は分配制。もちろん、みんなで分かち合う楽しさがあるのは俺自身も味わい、良いものではあった。

しかし、今の俺にはそれよりも、どこに行ってもやっていける力を身につけたかった。
カッコ良く言うと、会社名ではなく、自分の名前でビジネスのフィールドに立てるようにするということ。
その理由は、仕事を選ぶ側に立つためであり、最終的な目標が、仕事と遊びの区別がなく、何をやっていても面白い環境にいることであるからだ。

そのためには実績が必要であり、その実績を作れる環境に身を置くか、自分で作らなければならない。
ここで、自分のスキルについて考えたんだが、起業できるだけのスキルや人脈がないと判断した。

そんな中、父親の会社が目に映った。
専門的なスキルは必要であるが、貿易の仕事は、ITよりも取っ付きやすそうと思った。なかなか若手が経験できないことがかなりあるとも思った。
一例をあげると、会計スキルを身に付け、取引相手を判断したり、
海外の企業を含め、メーカー・銀行・船会社などなど、全ての登場人物と最適なコミュニケーションをとるなど。

ITスキルだけでなく、起業するための知識や経験を有し、
海外でも誰とでもコミュニケーションをとれるスキルが身に付けば、かなり他の人とは一線を画す人材になると感じた。

だから、冒頭で述べた「今のところ貿易の仕事に特段興味が強いわけではない」という状態であるが、
親の会社に入り、会社を継ぐ気持ちで働こうと思った。

③自信を基に、新しいサービスを作り、全てのことを自分ごとにする

一番やりたいことはやはり、自分のサービスを作りユーザを喜ばすこと。
経営スキルや未経験分野での課題解決能力は、自分や友人が会社を立ち上げる時に有効に使えるなと思っている。
そして今でも想い続けている『新しいサービスを世に出す』ためには資金が必要である。
そんなに甘くないことは百も承知であるが、継続的な利益がサイドにあれば、様々なチャレンジができるのではないかと思っていて、父親の会社に行こうと思った。

そんな理由で、この「社長になる道」を選択した。

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