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クラファンで目標達成(600万)するために考えたこと

~安井コラム#82~
どうも。こんなに日焼けしているのに、日傘男子になろうか迷っている安井です。

さて、前に紹介したNPOのクラファンが終わった。

結果は1か月で445人の方からの支援があり、目標金額の600万を超え650万。

支援してくれた方、ありがとうございます。誰が支援してくれたか把握していないので、アピールしてください。奢りますよ。

んで、クラファン中に何人かから「無謀ではないか」と言われるくらいのチャレンジだったのにも関わらず、なぜ達成できたのか。日傘男子は何を考えていたのかを今日は話そうかなと。

まず、東京・大阪の2公演を行うのだが、そのキャパが各300人。
入場料5,000円なので、マックスでも300万。必要資金600万に対して300万足りないし、まあ300人埋まることはないだろうから、狙いを趣旨とは変える必要がある。

支援金に対してチケット以外のことで恩返しをする必要があり、その手法としてクラウドファンディングというものを使った。
ここで声を大にして言いたいことは、今クラファンが流行ってるからと言って、むやみやたらに使うと痛い目に合う。まずプラットフォームに手数料として約15%くらい取られるし(今回100万くらい吸い上げられた)、認知度が高い有名人でも失敗していることが多々ある(ロンブー淳も目標の半分くらいしか集まらなかったのかな、たしか)
クラファンで最も大事なことは、『信用』があるかということであり、それを深堀ると、『お金よりも大事なことをちゃんと示し、行動し、結果を出しているか』である。

ここではNPO法人セブンスピリットがどんな信用を得ているかの説明は省くとし、これらを最初に考え、「行ける!」と判断し、クラファンの企画をスタートした。これらを最初に考え、「行ける!」と判断し、クラファンの企画をスタートした。
先に述べたようにチケット代では必要資金が集まらないので、狙いははなっから1万~100万の大口。

大口の支援については、2つのことを考えることができると思う。
 ①大口の支援をする人は何者か
 ②なぜ大口の支援をするのか

①はなんとなくイメージできるだろう。②が面白いので、ここではそのことを話すことにしよう。

自分の中で、下記のA~Cの全てを、支援者がイメージできたときに「大口の支援」に手を出すのかなと思った。
A.自分ひとりでは成し遂げられないことに挑戦していることに感銘を受けたり、自身の境遇から理念に共感している
B.プロジェクトが注目されて多くの人に知ってほしい
C.団体の一員として、支援者であることを周りに言える

クラファンの運営側が、クラファン期間中にアクションできることは、Bのみである。
プラットフォーム内で、「注目のプロジェクト」のようにピックアップされるには、主に金額以外に、支援者数が関わっている。
今回結果的に445人もの支援者が集まったわけであるが、このほとんどが小口である。
Bの「多くの人に知ってほしい」を触発させるために、小口のパトロン数がキーとなると踏んで、「こんなにも支援者が集まっているならば、もっと集まるだろう」と思ってもらえるように、数をどんどん増やしていくことに注力した。結果的に直接大口の支援を依頼していなく、多くの大口支援があったのは、異例かもしれない。

実際にやったことを取り上げると、
・チケットのまとめ買いなどできないようにしてまでパトロン数のカウントを増やした(利便性を犠牲)
・公演に参加できない人のために、リターンでDVDを選択できるようにした(誰が作るのか当初決まってなかったが、プロが作ってくれることになった。笑)
・チケットを買った人が追加で支援をしたり、チケットはいらないが支援をしたいを増やすために、SNSで毎日子どもたちの紹介をしたり、演奏の様子を配信したりした。(感情を刺激)

こんな感じでいろいろと考え、目標を達成をした。いろいろ考える価値があったのも全て、毎日頑張っている子どもたちや、NPOを立ち上げた方たちであり、その人たちに活かされて自分が活躍できたのは、決して忘れてなく、650万集まっても、この成果は全く自分のものでないと言い切れる。
むしろ、いい経験をさせてくれてありがとう。って感じ。

こうやってどんどんチャレンジすることで、感覚がどんどん研ぎ澄まされていくのかなと思った。
そういえばクラファンなんてやったことないのに、この1カ月で勉強して実践したもんな。

さて、クラファンが終わり、次に仕掛けることを企み始めたよ。

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