桜に触ると、桜は腐る。知らないことをどう知らせるか

~安井コラム#54~
どうも。日向ぼっこが"かなり好き"な安井です。(ぐでったおじさんとたまに隣でぐでってます)

It's beautiful!Sakura is wonderful!

我々が誇る春の風物詩。サクラ。
日本人でもテンションが上がり、お花見をしたり、映えを狙いのカメラマンで上野公園や目黒川に人が溢れている。
もちろん、サクラを見たさにこの時期に旅行するほど、外国人も大好き。
経済が潤っていい!外国人の方ありがとう。

しか~し、テレビを見ていると、やはりトラブル続出
『ゴミのポイ捨て』『桜への接触』『住宅前での座り込み花見』『トイレ問題』

日本人である俺も知らんかったことだが、『桜への接触』はかなりいけないこと。
その理由は、『手で触ると雑菌が移り、桜が腐る』らしい。

これは見かけたら注意しないと。皆さんもよろしくお願いしますね。
(ピザの歩き売りも違反らしい。)

日本人でも知らないことがあるんだから、やはりルールの無知により、
これらの問題が起きている部分が多いと思う。
(文化の違い的な話で、日本人なら常識と考えていることも、外国人にとっては常識ではないという点も、ルール無知が根幹と捉えた方がいい)

目黒川周辺は住宅街で、生活する人からすると『嫌な季節がきた』など,、我々の感情と正反対の側面もあり、車庫から車が出せないなど、生活に支障をきたすこともある。
これは絶対に解決しないとですね。

地域の方などが、多言語表記で「ごみのポイ捨て禁止」や「桜に触ってはダメ」という貼り紙がされていたり、
パトロール隊が注意をしたりしているが、これにはキリがあるように思える。
安価な航空券も手に入り、どんどん訪日客が増える時代に、昔からされているようなことをやっていても、一向に良くならないのではないか。

テレビでインタビューされていた内容で、
「敷地内だと知らなかった」や「触っていない。手を置いてるだけ」など報じられていたが、
この問題が起こる原因は大きく分けてこの2点に分類できると思う。
・ルールを知らず知らずのうちに破っていた
・ルールを知っていたが、重大なこととは知らず破った

このどちらも、何のためのルールなのかという背景まで知ることができれば解決できるものである。

ではどうやるか。
1つアイディアとして思い浮かんだのは、
飛行機の中で、人が見入ってしまう映像とともに、ルールを紹介する

ポイントは2点
①飛行機は、大部分の旅行客が使用する
②飛行機内のエンタメのメインは『映像』

①飛行機は、大多数の旅行客が使用する
確実に多くの人に情報を伝える土台がある。
そして何より、乗客の国籍に偏りがあるため、母国語で正確に情報を伝えることができる点がかなりの強み。

②飛行機内のエンタメのメインは『映像』
席の前の画面であったり、前の方にある大き目のスクリーンで、あまり面白くない映像とか、
緊急時の対応を紹介した映像を見たことがないだろうか。
面白くなかったり、既に知っている内容でも見てしまうことは、退屈な飛行機内での映像の力が強いことを証明していいる。
そして、その土地の絶景だったり、文化の映像が流れたときに、テンションが上がったことがないだろうか。
このアイディアはそれに分乗し、花見を含む、その他の魅力的な映像で乗客の関心を惹きつけ、
ルールをわかりやすい映像とともに紹介する。
きっと、「へえ~そうなんだ」「事前に知れてよかった~」という感想とともに、ルールが脳裏に残るだろう。
(このアイディアは、コラム書いているときにパッと思い浮かんだものであるから、既に対応がされているかもしれない)

外国人の友達から、旅行先でのタブーを教えてもらった時、なぜか楽しいという感情が生まれており、今でもそのルールを覚えているため、
1つのエンタメとして、ルールの浸透を考えることが肝ではないだろうか。


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