「だって、ヤギだもん」という子とITフリーエンジニア

~安井コラム#77~
どうも。今更ながら、「一生懸命」の元の「一所懸命」の語源が、「土地を命をかけて最後まで守り抜く覚悟」という説があることも知った、安井です。

SEとしてフリーランスで働いている友人と、今日の日経の「ヤギの気持ちがわからない子ども」の話がリンクした結果、良い問が出てきたため、それをつらつらと。

「みんなはヤギさんの言葉は分かると思うかな」と聞くと、ほぼ全員が「一生懸命、世話をするから分かるようになる」と言う。「いや、分からない」と異を唱えたのはA男だ。理由は「だって、ヤギだもん」。

大体の子は、ヤギを世話しているうちに、ヤギが好きな食べ物や特性を理解していくが、ある子は全く理解していない。興味がなかったのかな?恐らく世話をせず、遊んでいたのであろう。

ていう話と、先日フットサル大会にて、集金をしている友人(ITフリーエンジニア)がリンクした。

俺:「LINE PayかPayPayでの支払いでいい?」
友人:「現金でお願い」
俺:「現金なんて使う時代はなくなるぞ。笑」
友人:「いまはそんな時代ではないから、現金でお願い」

2,3千円の現金がなくて、食べれない生活をしている訳ではないので、
単純に、新しい決算手段を使っていないから、嫌だったのだろう。
さすがにITに関わっている友人だから、「いまは」と言っている。いずれみんなが使いだすことはわかっているのだろう。

前置きが長くなったが、ここで投げかけたいのは、
あなたはどっちの生き方を選ぶか』という問。

ヤギの特性がわかった子どもは、もしかしたら、ヤギを使って何か新しいアイディアを生むかもしれない。(何千年前にみんなが馬に乗っていたみたいに小移動の手段としてヤギに乗ったり。笑)
作り話だから、ちょっと強引かもしれないが、ヤギに触れ、臭いうんちに嫌な思いをしたりして、他の動物との違いなどなど見えてくるからではないだろうか?

逆に、例えば、みんながヤギに乗り出した時に、遅れてヤギに乗り出すのが、「ヤギに全く興味のなかった子」ではないだろうか?

新しい決算手段に関しても同じだろう。
実際に使うことで、いろいろなことが見えてくるだろう。その不満をぶつけることで生活がより良くなったり、使うこと事体が良いインプットになって自身の仕事に組み込めたりするかもしれない。

現金を管理することは、莫大なコストがかかる。そのため、ITの進歩とともに、それに代わるものが模索されている。
それが、仮想通貨等のデジタル通貨だったり、QRコード決済などである。

必ずその時代が来る。だから、僕らがやることは、時代の流れを読んで、どんどん行動し、遠い未来のことを迎えに行くことではないだろうか。
それが、少子高齢化、グローバル化の時代に、僕らが中国や他の国と戦って勝つ方法ではないだろうか。
中国からどんどん新しいテクノロジーが生まれているのは、まずは使ってみるという文化が根付いているからなのかな?

さあ、あなたはどっちの生き方を選ぶ?

①自分から未来を迎えに行く
②未来をただただ待つ

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