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【53日目】追究?追求? vol.81

先日まで、追究について自分の思うところを書かせてもらいました。
その時に、「追究」と「追求」の違いについて疑問が出てきたので、まとめてみます。

追究?追求?追及?

みなさんは、この3つの違いが明確になっていますか?
この3つについて、辞書で調べてみると、以下のように書かれていました。

追求…目的を達するまで、どこまでも追い求めること。
追及…どこまでも追いつめて、責任・欠点などを問いただすこと。
追究…未知のものや不明な事柄をどこまでも考え、調べて明らかにしようとすること。

これを読むと、「ついきゅう」という言葉にも様々な意味があることがわかります。

追究とは?

「追及」は意味がわかっていましたが、前述した通り、「追究」と「追求」の違いがいまいちわかっていませんでした。
しかし、辞書で調べてみて、考えてみると…

追求は目的や結果、成果を求めてとことんやり続けていくこと。

追究は自分がやりたいことや必要に感じていることをどこまでも調べ、考え、究めること。

このように理解することができました。

追求は結果や目的が達成できてしまえば、それで終わりになってしまうもの。
つまり、形あるものを求めていくものなのです。
そして、追究はやりたいことや、必要と感じていることをとことん究めるので、終わりがありません。
「究める」とは、「極める」と違い、深く研究し明らかにしていくことです。
ある部分が明らかになったとしても、さらにその先に見えない部分が見つかるので、追究には終わりがないのです。

追究は自分の在り方

僕は今まで追究していたかと問われると、そうではないと思っていました。
しかし、先日のnoteにも書いたように、「料理」や「授業」、「バレーボール」など、実は気付かぬうちに追究していた部分がたくさんありました。
追究していることは、自分がこうありたい、こうしたいという自分の在り方につながるのです。

追究することは、その時々に違います。
しかし、そこには、「成長したい」「自分を高めたい」という思いがあるのです。
周りがこうだからなど、関係なく、自分の成長のために追究しているのです。

時には立ち止まることもあると思います。
けれど、自分はこうであると自分自身を認め、自信をもつためにも追究をし続けることが大切なのです。

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