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カモメのジョナサン vol.72

先日、「カモメのジョナサン」という本を読み、読書会でディスカッションをしました。

カモメのジョナサンは、食べることよりも飛ぶことが好きで、どうすればもっと速く飛べるのかを追究します。
そんなジョナサンを、周りの群れのカモメたちは「そんなことをして何になる。」とジョナサンを否定し、最終的には群れから追い出します。

そんなジョナサンの姿から2つのことを考えました。

自分のやりたいことを追究する

ジョナサンは食べることよりも速く飛ぶことを追究します。
そこには、ジョナサンの「速く飛びたい」という欲求と、飛ぶこと自体が好きということがあります。

ジョナサンだけでなく、私たち人間も好きだからこそ追究していくのだと思います。

プロ野球選手の大谷選手や佐々木朗希選手は野球が本当に好きで、それ以外にはあまりお金を使わないという話を聞いたことがあります。
好きだからこそ、野球をもっとうまくなりたい、野球をしていたいと思うのです。
そこには純粋な強い思いがあるのです。

けれど、僕には「これが好き」「追究したい」と思えるものが見えていません。

はじめは熱中してやり始めるのですが、継続できません。
一度気持ちが下がると、中々あげられないのが性格をしています。

だからこそ、情熱を注げる何かを探すことが大切なのです。
ジョナサンの早く飛ぶことや大谷選手の野球のような心から情熱を注げるものを探すことが大切なのです。

周りに流されない

ジョナサンは群れの言っていることを鵜呑みにせず、自分のしたいこと、考えていることをとことん貫きました。

周りの言っていることが時には正しいかもしれません。
けれど、自分の思いを貫き通すことが成長や成功への道標なのだと思います。
自分がこう在りたいという、思いが大切なのです。
人は環境の生き物です。
良い環境にいれば良い影響を受けますし、悪い環境にいれば、悪い影響を受けます。
しかし、どんな環境にいても、自分の在り方をはっきりとさせ、自分を貫き通すことが大切なのです。

ジョナサンの生き様

僕はジョナサンの生き方は素晴らしいと思っています。
自分のやりたいことを追究し続ける、そして、それを後世に継承していく。
ただの知識や技術の継承ではなく、自分自身の生き方を伝え続けていくことが大切なのだと思いました。

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