先日、SNSで友人が「何かを買う時に、家族にプレゼンをする」と言っていました。
面白いと思いつつ、大切なことだと思ったので、そのことについて考えてみました。

自分もプレゼンしている

何かを買う時、何も考えずに買うことはありますよね。
僕は、安いものだったら、特にそうなりがちです。
しかし、高額な物を購入するときは、妻に相談してから購入します。
この時、しっかりとプレゼンをするわけではありませんが、ある意味プレゼンと同じことをしていることが分かりました。
逆に、妻は、小さな買い物でも相談してきます。
こんなことをしたいから、これを買いたいと言ってきます。
様々な場面でプレゼンはされているんだと思いました。

なぜプレゼンをするのか

では、プレゼンはなぜするのでしょうか。
一つは、それが欲しいから、買ってもよい許可を得るためです。
家族がいれば、お金はある程度、共通財産になってくると思います。
無駄遣いをするわけにはいかないから、許可をとることも大切になってきますよね。
これも大切な理由になります。

もう一つは、それが本当に必要なのかを考えるためです。
僕は以前、iPadを購入するために妻に相談しました。
妻は「必要なら買えばいい」と言ってくれましたが、モヤモヤ感があり、よく考えました。
仕事上でこんな風に使える、プライベートでも様々な利点がある。
もちろん、金額的な面では、そんなに余裕があるわけではありません。
けれど、これを買うことに価値があることに気づけましたし、それをしっかりと伝えることで、購入を決意することができました。
自分にとって本当に必要だと思えたのです。

プレゼンは自分との対話でもある

プレゼンをすることは、自分がどう思っているのか、なぜ必要なのか、何が必要なのかを明確にすることができます。
人に伝えることで、自分の考えや思いを明確にすることができます。
だからこそ、買いたいものを家族にプレゼンをすることは、本当に必要なものであることを明確化にすることができるのです。
これは、買い物だけでなく、様々な場面でも同じだと思います。
人に伝える。
そうすることで、自分の思いにも気づけるのです。