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「あなたがやるべきこと」と「僕がやるべきこと」


こんにちは、Qnoir青山でフリーランス美容師をしている小川泰明です。

何だか説教じみたタイトルで恐縮ですが、、
そんなに堅苦しい内容ではないのでゆるりとお付き合い頂ければと思います。


若かりし頃、血気盛んだったときって、すべてのことで優れていたいと思っていたものです。

この記事を読んで下さっているあなたにもきっとそんな時期があったはずです。


頂点に君臨したい、とまでは行かなくてもある程度上位数%にいたいと誰しもが思ったことがあるでしょう。

それは勉強であれ、スポーツであれ、仕事の営業成績であれ、様々なことに当てはまっていたのではないでしょうか?

向上心・自己実現と言えば格好は良いですが、自己顕示欲・承認欲求と言うとちょっぴり毒を含んだ部分もありますね。


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若い頃はそうやって自分を認めてもらうことがひとつの大きな価値だったりします。

少なくとも僕にはそんな時期がありました。


でも人生ってそんなに簡単ではありません。

自分の力量不足に気づいてしまう瞬間があるんですね。


挫折というやつです。


でもそれって、本当に自分自身が求めてたことなのか?やりたかったことなのか?

大してやりたくもないことを何となくやって、にも関わらず認めてほしいとか、結果を出したいとか、そんなことの方が圧倒的に多かったような気がします。


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挫折とは、「挫けて折れる」こと。


本当に自分が欲していることであれば、たとえそれがうまくいっていようがうまくいってなかろうが挫ける必要もないし折れる必要もない。

自分がやりたいことを、欲することを、そのまんま心のままにやってればもうそれは大正解の大成功なわけでありまして。


タイトルの答えが見えてきましたね。


あなたがやるべきことと僕がやるべきこと。

それは決してイコールにはならないということ。


ひとりひとりに与えられたやるべきことはみんな違うということ。


もっと言うなら、


あなたにも僕にも、やらなくてもいいことがたくさんあるということ。


決められたことだから、当たり前のことだから、こうしなきゃいけないことだから、そんな先入観でやらなくてもいいことをたくさん背負っていませんか?


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僕のような青二才が人生を語るなんて滅相もありませんが、思ってる以上にきっと人生はあっという間に過ぎ去るんだと思います。



僕がやらなくてもいいことは、僕がやらなくてもいいということ。

あなたがやらなくてもいいことは、あなたがやらなくてもいいということ。


僕がやらなくちゃいけないことは、何が何でも僕がやるということ。

あなたがやらなくちゃいけないことは、何が何でもあなたがやるということ。



「小川泰明という美容師」としての今の僕の役割は、あらゆるすべての方の髪を素敵にすることではないんです。

現在僕はご新規のお客様のご予約を一部制限させて頂いています。
(※顧客様からのご紹介の方は大歓迎でございます!)


長く通って頂いている顧客様のご予約枠を最優先で確保することと、自分自身のパフォーマンスの最大化のためです。

すべての施術をひとりで行う僕の時間と僕の体は、本当に自分のことを必要として頂いている方のために最大限使いたいんです。


今の僕の美容師としての喜びと本望は、長い間小川という美容師を信じてついて来てくださるお客様に寄り添える美容師であること。

僕にとっての自分という美容師の価値はそこに存在していて、ひとりでも多くの人の髪を担当することではないということです。


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世の中にはいろんな人がいて、いろんな価値観があって、みんな同じであるはずがないし、そもそも同じである必要もない。

みんなそれぞれやりたいことが違って、それぞれにやらなくてもいいことがあって、でもそれぞれやるべきこともあって、やらなくちゃいけないこともある。

みんながみんなを認め合い、敬い合い、みんなが自分らしい毎日を送っていければそれでオールOK。


自分じゃなくても周る世界ではなく、自分がいなくちゃダメな世界で輝いて生きていきたいと強く思う今日この頃であります。


今この世界で、あなたのことを何よりも必要としている場所がきっとあるはずです。


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いつも長文・乱文にお付き合い頂きありがとうございます。



小川泰明





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