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書の聖地と歴代書作品・観光名所を周る中国4都市の旅(書のゆかりの地編)

書の聖地と作品・観光名所を周る中国4都市の旅へ・・・

研修を兼ねて、7月18日~22日に、
中国の4都市、上海・杭州・西安・北京を巡る旅に行ってまいりました!

1日目(上海)→2日目(杭州)→3日目(西安)→4日目(北京)5日目 帰国
という、1日に1都市を巡る弾丸のスケジュールではありましたが、(笑)
とても充実した旅となりました・・・!^^

(初めての中国でしたが、安全に気をつけて・・楽しんで来ることが出来ました ^^ )

そちらを共有したいと思い、記録に記します。


⭐︎訪れた場所
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~書作品~

・上海博物館(青銅器・中国歴代書法館)/上海
・中国美術学院/杭州
・書院門/西安
・西安碑林博物館・碑林/西安

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~観光~

・2008北京オリンピック開催地(北京オリンピック公園)/北京
・天安門広場/北京
・STARBUCKS RESERVE ROASTERY/上海
・IFCモール・フランス旧租界/上海

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・上海博物館 (上海)

上海についてまず最初に向かったのが、上海博物館。


上海最大の博物館と言われており、館内はとても広く、
1階~4階まで11のテーマ別の展示室が設けられています。

総展示数は13万点以上だとか・・!
(そして、入場料はなんと無料です。なんとも贅沢です。素晴らしい~)



・篆刻
・紀元前18世紀以前の青銅器
・王羲之をはじめ、唐代~清代までの書作品
・絵画・水墨画
・3000年前の貨幣
・甲骨文字~楷書
 
など他にも様々な作品が時代ごとに展示されています。

せっかくなので1階から順に4階まで、全部の展示室をみて周りました!





今までに見たことがなかった古くの篆刻の種類と印の数々、
青銅器の細かな文様に感銘を受け、
石碑・書作品・その技術や技法を見ることが出来て、

歴史上の数々の作品を目の当たりにすることが出来、
歴史的背景、時間の経過・移り変わりとエネルギーを感じ、
とても興味深かったです。

1展示室ごとに本当にたっぷりのボリューム。
半日はいられるのではと思う充実した展示作品の数々・館内は
見応えたっぷりで、歴史の理解も深まるかと思いますし、
訪れる価値がたくさんです。
大満足の滞在でした。

上海に来たら、是非足を運ばれることをお勧めします^^


・中国美術学院 (杭州)

中国最高峰の美術大学と言われている中国美術学院。


大きな入り口の門と、堂々とした立派な学院名がそびえ立っています。


こちらも是非、訪れたいと思っていた場所の一つです。

一流の教員も揃い、特に、書道と中国画では、トップクラスの大学とのこと。
(日本の一部大学との提携もあるようで、留学などもすることが出来るようですよ・・!)

隣には、ブックストアと美術館もあり、
入ることが出来ます。^ ^




・書院門(西安)

西安碑林博物館に行く途中にある、書院門。
書道用品店ばかりが続く、商店街のような通りです。

文房四宝(紙・筆・墨・硯のこと)、
たくさんの書画・教材・絵画・茶・小物・工芸・雑貨などが
各々のお店にて、販売されています。


実際に、道中に稽古場や書道教室・学校などもありました。

また、その場で、デモンストレーションをして
作品を販売している書道家・芸術家の方々、
ブースを開かれている方などもいらっしゃられました。

一軒一軒、置いているものや特色が違うので、大変面白く、
とても興味深く、色々とゆっくり見て周りました。^^
(日本でもある、水書道での試し書きもありました。)

外国人観光客が多いのかな?と思いきや、中国人がとても多かったです。。!
(言語はどこも中国語でした。)
約10分ほど歩くと、西安碑林博物館の門が見えてきます。

歩いているだけで楽しい通りです。


・西安碑林博物館 /碑林(西安)


西安碑林博物館へ。



門を潜ったらチケット売り場へ。


入場して、奥に進んでいくといよいよ碑林が見えてきました!

ここには、唐代~清代までの歴代書家の碑
1000点が収蔵されています。
(全体では、1万点あまりの収蔵物が展示されてあるそう。)

顔真卿 王羲之 虞世南 褚遂良 欧陽詢など・・
歴代代表書家の碑の数々を見ることが出来ます。

今まで教材で学んだり臨書してきた
書家の実物の碑の数々を生で拝見することが出来、感無量でありました。。!!

近づいて、ゆっくりと見て周りました。



拓本を取る様子が見れました。(米芾の作品です。)
※拓本とは、石碑から、紙へ文字を写し取ることです。
(これを資料などにしているのであります。)


書に携わっている方々・書道家・書道が好きな方にとっては、
たまらない場所ではないでしょうか。
来ることが出来て本当に良かった・・!ありがたいです。


書の聖地に関しては、周りきれなかった都市・場所があるので、
また、近年以内に中国に訪れたいと思います。
今回に充実した滞在に心から感謝です。^^


(中国観光編)はこちらhttps://note.mu/yasudamai0809/n/na64e782dbece


活動URL

http://yasudamai.com/

安田 舞


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