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「あとからくる君たちへ伝えたいこと」鍵山秀三郎

人は誰でも、いい人生を送りたいと思っています。
どうしたら自分の人生がよくなるか。
そのことを皆さんに
お伝えしたいと思います。
―鍵山秀三郎

イエローハット創業者、掃除の神様、鍵山秀三郎さん。

本当にこの方の文章はシンプルで分かりやすく、
なぜか暖かく、いつも心をうたれます。

心の奥底から回りの人の事を考えているから
こそ、

暖かさって
にじみでて来るんですよね。

この本は鍵山さんが
子どもたちのことを思って書いている。
子どもたちに幸せになって欲しいと
願って書いている。

だから、
たくさんの子どもたちに読んで欲しい。
そういう、
素敵な本です。

鍵山さんがこの本の中で
愛媛県の中学校の先生の詩を
紹介しています。(鍵山さんの24歳年長の方だそうです)

この詩を引用させていただきます。

「あとから来るもののために」

あとから来るもののために

苦労をするのだ

我慢をするのだ

田を耕し

種を用意しておくのだ

あとからくる者のために

しんみんよお前は

詩を書いておくのだ

あとからくるもののために

山を川を海を

きれいにしておくのだ

ああ あとからくる者のために

みなそれぞれの力を傾けるのだ

あの可愛い者たちのために

未来を受け継ぐ者たちのために

みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ

~(「あとからくる者のために」)

この本に会えて良かった、
鍵山秀三郎さん
本当にありがとうございます。


12年近く前にこの記事を書きました、

忘れていました。

みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ。

ということ。

大げさなことでなくてもいい、

小さな取るに足らないことでいい、

自分にできる何かを他者のためにしてゆくのだ。

未来を受け継ぐ者たちのために。


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