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湊かなえ「未来」感想

1、本を読んで未来を考える

作者の「子供の貧困問題、いじめや家族の問題などの壁に、杭を打ち込む」ことはできた。読者である自分の心には届いたからだ。

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かつて戦争カメラマン渡部陽一氏がTVで語った、戦争の悲惨さに関して私たちにできる最初の一歩。それは「まずは知ることが大事」という言葉だった。今でも心に強く残っている。それと同じことを今回湊さんも言っている。

知る、認知しなければ何も始まらない。知ったあと、どのような行動するかは本人次第。

ソニー元社長の平井氏やケイスケ・ホンダも同様な子供の教育問題に取り組もうとしている。
では自分は?

自分は社会への影響力など持たない一般市民だ。しかし目に映る範囲の影響力は持ち合わせている。
身近なところでは甥や姪。次世代を担う子供たちへなにができるのか。

自分の学んできたことの還元や、様々な経験の提供だろう。自分の子供にも旅(旅行)や、その友達も一緒に「サッカー観戦」という非日常を体験させることができた。

自分にできる範囲で、次世代に明るい未来を提供したい。


先の記事でいうならば、「挑戦者が笑われない世界」をつくりたい。


2、本の感想(ネタバレ回避)

普通に面白かったです。次が気になって仕方ない展開。久々に1日で読み切りました。自分の小・中学生時代を思い出しながら読みました。

ネタバレ含む感想はリアルであった際に是非お願いします。

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