博報堂アイ・スタジオを退職しました
2010年に新卒で入社した博報堂アイ・スタジオを本日退職しました。
直接お会いしてお話出来ていない方も多くいますが、この場での報告となり失礼いたします。
立教大学を卒業し、広告だけでなく、WEBやデジタルのことが何もわからないところから入社しましたが、本当に人と仕事に恵まれた7年間を過ごすことが出来ました。
退職にあたって過去の仕事を思い返したのですが、こんなことをやってきました。
◼︎2010年〜 モバイルや、SNSの企画、制作、運用
入社した2010年はまだガラケー全盛期でスマホはまだ持っている人が珍しいぐらいの時代です。
この頃は、ラグジュアリーブランドや、某アパレルブランドのガラケーサイトを担当し、コンテンツの企画と制作、Facebook ページの立ち上げや運用、メールマガジンの企画、配信とモバイル端末やSNSに関わることを経験。
◼︎2011年〜 大規模プロモーションや、キャンペーン
大手通信会社のプロモーションや、キャンペーン施策が多く動いていて、この1年は家にあんまり帰ってなかった気がしますが、この1年での場数と経験値が本当に後から活きてきました。
◼︎2013年〜 イベントにデジタルを絡めた施策や、CSR施策
WEBで面白い体験を作ってもユーザーの顔が見えないことにもやもやしていて、体験している人が見えることを何かやりたいなと思っていたのがこの2013年ぐらい。
アプリが買える自販機を作ったり、インスタレーション施策をやってみたり、この年ぐらいからデジタルを使った体験施策が増えてきた気がします。
また、この年にカンヌに行って社会課題を解決することに興味を持ち始めて、日本ユニセフ協会とのTAP PROJECTや、WWFとのPANDA BLACKをやってました。
◼︎2016年〜 IoTプロダクトの制作/販売
Lyric speakerと、Pechatという2つのプロダクトを作ってきました。
この2つは、ひょんなところから話をもらってプロジェクトに参加したのですが、一般の人からお金をもらって何かを販売することの責任だけでなく、デジタルを使って新しい体験や、価値をどうやって作るかを経験しました。
具体的な施策について多くは伝えられないのですが、7年間で、デジタルを使ってWEBサイトや、SNS、リアルな場での体験作り、プロダクトを通しての体験作りと、本当に幅広い仕事を経験をさせていただいたと思っています。
これからについて
退職の理由はいくつかありますが、3年前に父親が死去した時から、人生の残り時間を考えるようになり、現状に甘んじることなく、厳しい環境に身を置いて成長したいと思いが大きくあります。
その一番厳しい環境が何かと考えたときに、
どこかの会社に入るのではなく、自分でやることでした。
なので今後は、7月を目処にデジタルプロデュースを行う 株式会社GRIT を設立します。
WEBや、アプリや、プロダクトや、イベントなど手法にとらわれず、デジタルを使って0から1を作り、世の中に価値ある体験を創れる会社を目指します。
オフィスはdot by dotさんが運営するholsterをお借りしてしばらくやっていこうと思います。
特に休みは取らずに仕事続けていますので、デジタル関連で何か相談あればお気軽にご連絡くださいませ。
yamamoto@gritinc.co.jp
また会社を立ち上げたら、この場にてご報告させていただきます。
今後とも宜しくお願いいたします。
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