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社会意識に関する世論調査より、社会への貢献意識について

NPOやソーシャルセクターのみなさんが、すぐに引用できるようにピックアップしました。
「社会意識に関する世論調査」(平成31年2月調査)
2019年4月5日発行
https://survey.gov-online.go.jp/h30/h30-shakai/2-1.html

問4 あなたは、日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと思っていますか。
それとも、あまりそのようなことは考えていませんか。
・思っている ・あまり考えていない ・わからない

(4)社会への貢献意識
 日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと思っているか、それとも、あまりそのようなことは考えていないか聞いたところ、「思っている」と答えた者の割合が63.6%、「あまり考えていない」と答えた者の割合が33.6%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「思っている」と答えた者の割合は40歳代から60歳代で、「あまり考えていない」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「思っている」と答えた者の割合は男性の50歳代、60歳代、女性の40歳代から60歳代で、「あまり考えていない」と答えた者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、それぞれ高くなっている。

Q4SQ〔回答票3〕 何か社会のために役立ちたいと思っているのはどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(n=3,460)

(7.0) (ア) 青少年健全育成に関する活動(ボーイスカウト・ガールスカウト活動、子ども会など)
(19.9) (イ) 体育・スポーツ・文化に関する活動(スポーツ・レクリエーション指導、祭り、学校でのクラブ活動における指導など)
(26.7) (ウ) 自主防災活動や災害援助活動
(10.7) (エ) 公共施設での活動(公民館における託児、博物館の展示説明員など)
(12.8) (オ) 人々の学習活動に関する指導、助言、運営協力などの活動(料理、英語、書道など)
(10.7) (カ) 国際交流(協力)に関する活動(通訳、難民援助、技術援助、留学生援助など)
(37.9) (キ) 社会福祉に関する活動(高齢者・障害者・子どもに対する身の回りの世話、介護、食事の提供、保育など)
(17.0) (ク) 保健・医療・衛生に関する活動(病院ボランティアなど)
(28.8) (ケ) 自然・環境保護に関する活動(環境美化、リサイクル活動、牛乳パックの回収など)
(17.2) (コ) 交通安全に関する活動(子どもの登下校時の安全監視など)
(14.2) (サ) 募金活動、チャリティーバザー
(31.0) (シ) 町内会などの地域活動(お祝い事や不幸などの手伝い、町内会や自治会などの役員、防犯や防火活動など)
(21.4) (ス) 家事や子どもの養育を通して
(25.2) (セ) 自分の職業を通して
(2.1) その他
(1.3) わからない

 ア 社会への貢献内容
 日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと「思っている」と答えた者(3,460人)に、何か社会のために役立ちたいと思っているのはどのようなことか聞いたところ、「社会福祉に関する活動(高齢者・障害者・子どもに対する身の回りの世話、介護、食事の提供、保育など)」を挙げた者の割合が37.9%と最も高く、以下、「町内会などの地域活動(お祝い事や不幸などの手伝い、町内会や自治会などの役員、防犯や防火活動など)」(31.0%)、「自然・環境保護に関する活動(環境美化、リサイクル活動、牛乳パックの回収など)」(28.8%)、「自主防災活動や災害援助活動」(26.7%)、「自分の職業を通して」(25.2%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
 前回の調査結果と比較してみると、大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると、「町内会などの地域活動」を挙げた者の割合は町村で、「自分の職業を通して」を挙げた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「社会福祉に関する活動」、「自然・環境保護に関する活動」を挙げた者の割合は女性で、「町内会などの地域活動」、「自主防災活動や災害援助活動」、「自分の職業を通して」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「社会福祉に関する活動」、「自主防災活動や災害援助活動」を挙げた者の割合は50歳代で、「町内会などの地域活動」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「自然・環境保護に関する活動」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、「自分の職業を通して」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「社会福祉に関する活動」を挙げた者の割合は女性の40歳代から60歳代で、「町内会などの地域活動」を挙げた者の割合は男性の60歳代、70歳以上、女性の70歳以上で、「自然・環境保護に関する活動」を挙げた者の割合は女性の50歳代、60歳代で、「自主防災活動や災害援助活動」を挙げた者の割合は男性の40歳代から60歳代で、「自分の職業を通して」を挙げた者の割合は男性の18~29歳から50歳代、女性の18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。


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