眠れない夜に。

あの頃の僕らはきっと眠ることがもったいなくて、帰るなんて言い出せずに、朝を待ってることが多かった。
昨日の記憶を思い出してもあんまり覚えてなくて、それでも楽しかったことだけは忘れないで覚えていた。

季節は変わることもなく冷たい雨は止むことなく、逢いたい気持ちは褪せることなく、だから僕は歌にするんだ。
きっと失ったものは僕だけで、君は笑いながら今日も生きている。
君の笑顔を見るだけで僕は苦しくて、遠くに行ってしまいたくなるけど、失ったものが多すぎて僕は笑い方を忘れちまった。
それなのに、どうして君の顔を見たら、笑ってしまうのだろうか。

あの頃の僕らはきっと疲れることなんてあまりなくて、どっちが先に寝るかなんて、そんな話ばかりしてた。
あの頃の記憶思い出してもあんまり覚えてなくて、それでも楽しかったことだけは忘れないで覚えていた。

季節は変わることもなく冷たい雨は止むことなく、逢いたい気持ちは褪せることなく、だから僕は開き直るんだ

きっと失ったものは僕だけで、君は笑いながら今日も生きている。
君の笑顔を思い出すと僕は切なくて、逃げ出したくなってしまうけど。
失ったものが多すぎて、僕は笑い方を忘れちまった。
それなのに、どうして君を思い出したら、笑ってしまうのだろうか。

どうにもならないことばっかりが多すぎて、どうにもできないことばっかりの日々を生きていく。
君のことを思い出すと僕は切なくて、それでもなんにもできないんだけれど
失ったものが多すぎて、きっといつまでも忘れしないだろう。
それなのに、どうして君を思い出すんだろう。眠れない夜のことばかりを。

きっと失ったものは僕だけで、君は笑いながら今日も生きている。
君の笑顔を思い出すと僕は切なくて、逃げ出したくなってしまうけど。
失ったものが多すぎて、僕は笑い方を忘れちまった。
それなのに、どうして君を思い出したら、笑ってしまうのだろうか。

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