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KOF15インプレッション~歴代最高KOF~

※本稿はYoutube動画と同じ内容です。テキストが苦手な方は音声からどうぞ(^^)目次から飛んでください

こんにちは。今日からしばらくKOF15について、語っていこうと思います。始めて半年と少しで最高称号のイモータルに到達しましたので、主にはその道程の攻略情報をお届けして新規プレイヤーの多くが効率よくイモータルに到達することをアシスト出来ればと思っています。実はこのゲーム、イモータルになってからが本番のようなところがありまして、イモータル横についた数字を伸ばしていくことで上級者帯の中の序列をさらにつける仕組みになっています。皆さんにイモータルになっていただき、この数字を争っていきたいというのが本音です。初めての人もぜひここからイモータル(不死の者)を超えた、深淵の者を狙っていきましょう!


今回はざっくり、KOF15の私の印象を語っておこうと思います。なぜ、KOF15は一度も苦痛に思わなかったか、初心者に勧められるかという点。

神ゲー3選

僕は小5でスト2を始めて以来の格ゲージャンキーですが、長い時間をかけてプレイしてきたタイトルは「スト3サード」「鉄拳7」、そして今回の「KOF15」になります。15をやる以前だと「KOF97」になります。途中「98UM」も少し遊びました。こちらが2008年の発売なので、16年ぶりと言いましょうか。いずれにしても、途中のKOF98~14までは参加できなかったので、超久しぶりのKOFということになります。このシリーズ好きなのに、なぜ98から遊べなくなったのか?

ターニングポイントとなった98

実は97から98で大きな変化が起きました。97までは連続技を知らなくても必殺技が単体で強く、必殺技をゴリ押ししてるだけで結構やりこんでいる人とも勝負になったのです。言うなれば大味なゲームでした。ところが、98から必殺技の性能は軒並みマイルド化。例えば紅丸では雷光拳に無敵が無くなる、真空片手駒はガードされて反撃を食らう、紅丸コレダーのコマンドがヨガコマンドから逆ヨガ前になるなど複雑化。入力も何だかシビアになりました。

こうした調整で、98からきちんとコンボを入れていくゲームになりました。この98を皮切りに、他のタイトルもコンボを事前に習得しておくゲームに変わったのです。コンボゲーになると大変なのは、コンボ単体だけでなくヒット確認だったり、KOFの場合ジャンプと前後転で激しく入れ替わる左右の確認をきちんとやっていくことにもなります。プレイのひとつひとつの精度をかなり細かく求められるようになりました。これでひとつ、格ゲーブームは区切りを迎えたと思っています。97まではゲームセンターで小学生や中学生と対戦する機会も多かったのですが、台に座る時に既に習熟度を求められる98は小中学生を寄せ付けませんでした。ただ、その反面上級者の間では今でもバランス最高の神作と呼ばれるのですが。僕は98から弾かれてしまいました。

KOF業界の民度

以後はコンボが出来ない僕にとってKOFは遠くから眺めていく存在になりました。コンボが出来るというのは、もちろん練習の上で成り立つことだとは思いますが、才能の要素も少なからずあると思います。複雑な入力を限られた猶予で正確にこなすというのは、性格や反射神経の要素があるみたいです。3rdや鉄拳でもコンボがありますが、こちらは比較的猶予が多く、入力が簡易なキャラがおり、そこをごまかせたのですが、KOFの場合3キャラ使わないといけないので、どうしても難しい入力から逃げられない。加えて小中ジャンプというシステム的に複雑な入力と、前後転の隙を突くというこれまた難しい技術が前提になるので、それは出来ないなぁと思って99から14までの間、少し触ってはやはり無理だと撤退する状況が続いていました。

15もそうだったのですが、ある時Twitterで知り合った女性プレイヤーの方が華麗にプレイしている動画を見て、再度興味を持つと、その周りの方々がKOF15の魅力を熱心に語ってくれて、グッと惹き込まれました。特に、やってみたいと思わせられたのが「先鋒戦はオーソドックスな2D格ゲー」「中堅戦と大将戦は一撃死の恐怖を与えあう北斗の拳要素もあり」この紹介はゾクッと来ました。ちょうど8年続けた鉄拳が鉄拳王という一つの区切りに達しましたので、少し休んだ後、次は心から楽しめる格ゲーをやろうということで、10数年ぶりのKOFをやってみてもいいかなと思って昨夏にプレイを開始。

KOF15の印象

すると、意外なことに結構勝ててしまったんですね。もちろん初心者帯での話ですが。

やっていてわかったのは、必殺技の入力がしやすくなっていることと、スピードが速いゲーム性なので、割と何とかなるということです。必殺技の受付は認識の猶予もそうですが、例えばクリスのシューティングダンサーは逆ヨガから竜巻になっているなど、なるべく短くする工夫がされています。さらにラッシュコンボという弱パンチを連打すればコンボになるスト6で言うアシストコンボが搭載されており、これがまぁ強い。バカにしたもんでは全く無くて、これのおかげでイモータルにまで行けたほどです。これならやれる!と自信が持てました。これは素晴らしいシステムだと思います。

初心者向け、上級者も納得

普通こういった初心者救済システムは上級者が使った場合に、強すぎるのでヘイトの対象になりやすいのですが、A連は実は2発目から確反があり、ヒット確認しようとするとリスクを背負うので、ちゃんとコンボが出来るなら期待値が合わないことになります。その点うまい作りです。同じ初心者同士ならこの隙を突けないんですね。だから初心者同士はA連を使ってコンボの部分は省略しながらKOFの駆け引きを楽しむことが出来る。KOFの民度の高さはひとつはこうした点にもあると思います。つまり、上級者が初心者を優しく見守れる環境ってことですね。

攻略情報も豊富

今さらっと言いましたが、KOF15の業界は個人的には民度最高です。素晴らしい人しかいないし、アホな議論で揉めないし、マウント取る人がいないし、切断クソ野郎も鉄拳に比べると僅少です。居心地最高。まぁもちろん深く立ち入っていくと色々とあるかもしれない。それは人間界の常ですが、少なくとも浅瀬でそれは感じないですし、何より鉄拳と比較した場合の成熟度がまるで違う。

また、攻略情報の豊富さもKOF生活を豊かにします。テキスト情報、動画情報ともにキャラ別、システムどちらも大変恵まれています。これらを参照しながらスルスルと強くなっていけるので、KOF15は成長効率が大変いい格ゲーとも言えると思います。

終わりに

ゲーセン時代にはストリートファイターを一時期超えるほどの人気があったKOFですが、現在は同接数で大きく水をあけられています。しかし、内容は少なくとも鉄拳に引けをとるものではないと思いますんで、ぜひプレイ人口が増えてほしい。そういう意味で、今後数回に分けてイモータルへの道筋をガイドできたらなと思っています。もし分かりやすかったら質問なんかもぜひ下さい。

動画


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