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「喜びと熱狂の両輪でJ1のタイトルへ」サガン鳥栖2024年新体制発表会・川井健太監督、抱負を語る

※本記は2024年1月16日に鳥栖市で行われたサガン鳥栖新体制発表会の中で、最後に川井健太監督が来場者に語った抱負を文字起こししたものになります。


本日は平日にも関わらず、足を運んでいただきありがとうございます。

2024年シーズン、今日からトレーニングを開始しました。

今シーズン、皆様に何を届けるか。毎年考えるんですけど、皆さんの顔を見させていただきまして、我々がファン、サポーター、サガン鳥栖に関わる皆さんに対して何を届けるか。それは…

『喜びと、熱狂』。と、いま思いました。

熱狂は…ホームの駅スタ(駅前不動産スタジアム)あるいはアウェイスタジアムまで来ていただいて、非日常を味わっていただく。時間を忘れて、何かに没頭するような、テンションが上がるような。そういうものを見せること。我々のプレイで、見せていきます。

ただ、もうひとつやはり、その先にある喜び。喜んでもらうというところ。

今日席に座っているサポーターの皆さんを見て、本当にこれが必要だなと思いました。

喜ぶ、そう、全員が喜ぶと言ったら何か。それはやはり「勝利」だと思います。熱狂、は「ああ、いい試合したね」「興奮したよ」色々あると思います。

ただ、全員を納得させて喜んで帰ってもらうには。やはりそういうものを今シーズンはもうひとつこだわっていきたいと思います。

喜びと熱狂。

この両輪を今シーズン、数多く皆さまに届けられるようになればおそらく、皆様が一番望んでいるJ1 のタイトル、ここに届くと。

本当に皆様の力が必要です。我々は皆様にとって唯一無二の存在になりたいと思っています。

今年のスローガンにもありましたように。

『進』。

色々な立場になると思います、我々は。

ただ(どんな状況に置かれても)そこに、留まっていても何もなりませんし、後ろを向いても何もないし。いい状態も悪い状態もあると思います。

1歩ずつ、足を踏み出して前に進みたいと思います。

それが可能な選手たちですね。期待してください。彼らに本当に熱い声援をかけてやってください。

時には厳しい言葉もあると思います。彼らが前に出れるような厳しい言葉をかけてやってください。甘やかしてるわけじゃないですよ。彼らは本当にプロフェッショル。彼らの人権を侵すような言葉とか、そういうものは申し訳ないけど僕は許せません。

本当に、我々はファミリーとして、選手とコーチングスタッフ、クラブスタッフ、フロント。そしてもちろん、皆様がいないと成り立たない。全員で今シーズン、前に進んでいきたいと思っています。

今季も1年、声援を送ってください。

今日は本当に足を運んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。

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