NSCに全く行かなかった話

NSCに全く行かなかった。
結構な数いる講師の顔も3人くらいしか覚えてないし。
出席単位も足りてないし本当にたまに出る授業では同期が顔知らない俺のことを勝手に先輩だと思って『オザース!!!!』って挨拶してくる。んで俺もなんでも良いから『おう』って返すし。
それでもその年のNSCでの首席を決めるライブで爆笑かっさらって優勝して単位揉み消して卒業を決めた。
周りからしたらまじ主人公じゃねーかくそが俺はちゃんと授業出てんのに…!とかだろう。
決勝のネタを台本に書き出して研究したやつもいるらしい。

いや、全然間違ってる。俺はNSCはネタの内容じゃなくて立ち回りで首席を勝ち取ったんだよ。
今からその立ち回りを説明しようと思う。
初回のコラムだから大盤振る舞いね。

そもそも俺が首席になろうと思ったのは4月に授業が始まって9月くらい。それまで全く首席になろうとも授業に出ようとも思ってない。
でも9月に卒業するにはアンタ単位足りないわよ?
ってのをNSC事務局に言われてせっかく金払ったのにクビになんのはもったいねーから首席とって揉み消すかあ。と思って首席とろうと思った。

大体何かを成す時には自己分析から入る。みんなもそうだよね?

まずヤスという人間はは大学時代お笑いサークルに所属していてほんの少しの舞台経験、ネタのストックはあった。まあただ大学お笑いで勝つネタとNSCで勝つネタは全く違うってのは授業のネタ見せでハゲ狸みたいなやつからボロクソ言われたことから気づいた。(それ以降そいつの授業には出てない)
あとは授業出てないから全く得たいの知れないやつ、という同期からの印象。これくらいかと思った。

そして次に戦う場所を見るよね?首席を決めるライブはYouTubeに上がってるので見た。キャパ広い、客多い、同期が2階の客席で見てる。審査員はいるが結局ウケ量決まってそう。これくらい。

やり方は決まって、そのあとの授業はちょいちょいだけ出た。だがほとんど大学時代のネタで新ネタはおろさなかった。

大会当日。
予選一本目。ネタ時間が短くとんでもない数の芸人が登場する皆緊張でガチガチ。客席もそれにつられてガチガチ。
大体こういうときは逆張りで勝つぜオラオラオラ。
他がガチガチ早口でネタ始める。それなら俺は『つかみ』をネタの前に入れたんだ。
ネタ前にボケ入れる『つかみ』をNSC大ライブで入れるコンビはほぼゼロに近かったんだよね。
ネタに入る前に笑えた客席はそのあとのネタもリラックスして大きな笑いを生んでくれた。
客席の2階は同期達。授業で見たことないネタなので新鮮で笑う。
圧倒的大爆笑通過。いえいいえい。

というわけで予選1位突破。
次に決勝トーナメント。優勝まで3本やらないといけないネタのうち2本は勝てると思ったものの正直残り1本は危ういと思った。
そこで起こすぜアクション。
決勝トーナメントの前にトーナメントの場所を予選の1位通過者から決めることが出来るんだけど、1位通過者は普通当たり前だけど一番右端の毎回後攻で始められるポジションをとる。
そこで俺は一番左端の毎回先行で始めないといけない、なんならこの後すぐネタをやらないといけない場所にネームプレートを叩きつけた。そして叫んだ。
驚く出演者、一番驚く中野なかるてぃん。
それと同時に沸き立つ会場。
逆境をはねのけて勝ち上がってくるヒーローとなった俺達はそのあとも勝つ、勝つ、

ついに最終決戦。
ネタ終わってウケ量は五分。
勝者、ナイチンゲールダンス。

っていうのを当時はこんな理論立てて考えずに感覚でやってました。
全部適当ですよ。
いま思えばこういうことだったのかもなって感じで。
なんか授業こないけどおもしろいやつかっこいいじゃん?
同期もみんなで盛り上がりたいから大会で新ネタ見せたいじゃん?
ナンバープレート左端にぶち当てて叫んだらみんな盛り上がるじゃん?
ぐらい。

あとNSC行かなかったのは俺は大学でちょいちょいやってたのにみんなゼロから初めてきてる環境でふんぞり返っても俺つまんなくなりそうだなと思ったってのとただめんどうだったから。神保町雀荘ないし。

面白くなるためにNSC入るってのが本質でそこに居続けたら面白くなくなるなら行かないっていうのは俺は全く間違ってなかったと思うね。めちゃくちゃ怒られるけど。

というわけでこれからNSCで首席とりたいと思ってる方いたら首席決める一番でかいライブで左端にネームプレートぶち当てて下さいよ。
おわり。

めちゃくちゃ書いたから投げ銭くれ!髪切る金がねえ!

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ごはんたべます!

いえーい
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ヤス

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コメント1件

はじめまして。ハゲ狸…という言葉を読んで久保田、武智、両名の名前が浮かびました。NSCの講師は現役トッププロです。web上に残る表現にはお気をつけ下さい。
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