【全日本プロレス】5月18日の新木場大会全試合雑感ですわ~!!!

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 前置きなしで行きますわよ~!!!

第1試合
佐藤光留 & 田村男児 vs 斉藤ジュン & 斉藤レイ

 10分1本勝負ながら、場外戦や佐藤のローンバトルなど、色々詰め込んだ美味しい第1試合になり、ジュンがサイコブレイクで田村を破りましたわ。ジュニア vs ヘビーという座組みなので、SAITO BROTHERSの勝利は当然の結果ではありますけども、ちゃんとジュニアの持ち味も出した熱戦で、しかし必要以上に攻め込まれることもなく、どんどんいいチームになって行きますわね~!!!世界タッグ巻いたことありませんのに、世界タッグがしっくり来るすごいチームになりましたわ~!!!い~や本当に、SAITO BROTHERS、面白いですわ~!!!

第2試合
ブラックめんそーれ vs 鈴木鼓太郎

 鼓太郎は流石と言うしかありませんわね~!!!いいリズムでの腹部攻めを1枚、もう1枚と重ねて行き、観客の集中力を高めるワザはもはや鼓太郎固有の能力といった具合で、これを若手には勉強してほしいところですわね~!!!真面目なめんそーれでしたけども、あれだけ腹部を攻められましたらば、スタミナ消費は必至で、タイガードライバー1発での仕留めも納得せざるを得ませんわ~!!!こういった試合の鼓太郎はじっくり行き、ここぞというところで行くので飽きませんわ~!!!こういう試合を安齊勇馬や本田竜輝にも経験させるべきだと思いますのよね~!!!

第3試合
SAKI & ZONES & ChiChi vs 清水ひかり & 網倉理奈 & 櫻井裕子

 ここに来ての女子プロレスですけども、第2試合でなく第3試合ともなりますと、印象が全然変わってしまいますのよね。と言いますのは、第3試合は、前の2試合を超える何かを観客が無意識に求めてしまいますの。それで第1試合がタッグ屋かつスーパーヘビー級のSAITO BROTHERS、第2試合に上手いベテランの鼓太郎が置かれていますので、新人らを混入した試合でこれらを超えるのは容易ではなく、若干損をしてしまった印象がありますわ。女子プロを興行内に1試合入れて来るのは最近のプロレス業界では当然のようになっていますけども、第2試合以外に安易に入れるのは女子が損しますので、他の試合とのバランスは考えた方がいいと思いますわ。櫻井がChiChiを胴絞めドラゴンスリーパーで倒しましたわ~!!!

第4試合
綾部蓮 vs 花畑正男

 花畑正男、上半身ゴリゴリで厚みもあり、そんな体が目立たぬ程に脚がこれまたえげつない鍛え込まれ方で、小さいレスラーとしての理想的な姿を体現していてハチャメチャカッコいいですわ~!!!試合でも上手く回していまして、こういうレスラーが所属にいましたら層が厚くなりますのよ~!!!でも花畑正(はなばたけまさ)、フリーランスですのよね~!!!フィニッシュは綾部がチョーク攻撃っぽい絞めを踏まえたバックブリーカー?で花畑正を下しましたわ。ちょっとピリッとしないフィニッシュでしたわよね。

第5試合
土井成樹 & 大森北斗 vs 青柳亮生 & ライジングHAYATO

 世界ジュニア前哨戦ですし、土井は相変わらずキビキビ動いて観客を煽って、とってもいいですわ~!!!土井の試合って独特で、速いリズムを崩さないまま緩急をつけてきますわ。結果は土井が亮生にバカタレスライディングキックで勝ちましたわ~!!!ドラゲー系列のレスラーはたくさんいますけども、CIMAと土井だけはちょっと違いますのよね~!!!四天王プロレスがヘビー級の1つの革命であったように、軽量級の革命を1つ起こしたのがCIMAだったとわたくしは思いましてよ。そのCIMAを唯一受け継げている土井に学ぶことは沢山あると思いますので、青柳亮生、ライジングHAYATO、田村男児の全日ジュニア三羽烏には、土井を相手に色々試しながら闘ってほしいですわ~!!!

 この試合では1ヶ所、亮生(あつき)がミスしたのかHAYATOが位置取りを失敗しかけたのか、激突しそうなシーンがありましたけども、HAYATOがギリ避けまして、何といいますかHAYATOは亮生(あつき)と組んだ時に、とにかくテリーマンに徹するのが上手いですわ~!!!ジュニアタッグリーグでの優勝は惜しくも逃しましたけども、この2人のタッグはチームワークがよく、華もあるので、アジアタッグを取ってジュニアタッグとして運用すると面白いと思いましてよ。そしてヘビー級タッグと当たるようにもすれば、階級の枠を超えてチャレンジするイメージも付けられて、ジュニアのエースコンビとしてより印象付けることが出来ますわ~!!!これはジュニアタッグではなく、階級のないアジアでないと出来ませんので、ジュニアタッグ新設なんて愚行には出ないでほしいですわ~!!!

第6試合
安齊勇馬 vs 井上凌

 何気なくこんな位置に組まれていますけれども、安齊がキャリア半年、井上がキャリア1年半という、新人同士のシングルマッチですのよね。お互い危なげなく、安齊は最近ダブルアームスープレックスの投げ方が変わりまして、前のスポーンと投げっ放す形はやめて、しっかり落とすようになりましたわ~!!!対して井上も、ジャンピングハイキックやバックドロップなども繰り出しまして、ますます川田しぐさになって参りましたわ~!!!キックはKENTAっぽいですけども~!!!フィニッシュは安齊のジャーマンでしたわ~!!!カメラワークがよくなっていて、いい迫力がありましたわ~!!!

 ちなみに、新日ヤングライオンズがライバルしぐさで安齊や井上に突っかかりますけども、あの辺の対抗戦?はもうやめていいと思いますのよね。新日本で行動を起こさないヤングライオンが外でイキりまくるの見ると、ちょっと悲しくなりますのよね。内部で暴れてほしいですわ~!!!

第7試合
征矢学 vs 諏訪魔

 世界タッグの前哨戦ということで、その結果に注目していたのですけれども、どちらが勝っても難しいと思っていましたら、諏訪魔の反則負けと相なりまして、逆にいい落としどころだと思いましてよ~!!!しかし征矢は変わりましたわね~!!!NOAH行く前は随所で間延びする選手でしたけども、悪いクセが直っていますわ~!!!あと表情がいいのですわ~!!!視聴者の目線を諏訪魔に独占させない選手になったのは素直に賞賛したいですわ~!!!

第8試合
永田裕志 & 宮原健斗 & 小島聡 vs 石川修司 & 青柳優馬 & ヨシ・タツ

 入場から宮原が小島に歩み寄りしぐさで、小島も気をよくしたか、協力しぐさで、これがカラーが合っていて、意外に見れましたし、「宮原が歩み寄るなら乗っかろう……!!!」と観客も思わせられて反応していましたわ~!!!しかし散々引っ張っておいて、試合後に宮原が奇襲してドヤァ☆というシーンを作り、改めて全部持って行きましたわ~!!!やはり宮原健斗はクセ者かつ大エースですわ~!!!ちなみに永田、膝をテーピングでガチガチに固定して痛み止めを打っているのか、それなりに動けるようになっていましたわね。最初からこうしていてくれれば……!!!フィニッシュは宮原がヨシ・タツをシャットダウンスープレックスでフォールしまして、投げのタメ中にヨシ・タツが反ってそこからズドンと逆さまにマットに突き刺さり、こういうちょっとしたところでいいもの何気に見せて来るヨシ・タツに感心しましたわ~!!!

第9試合 メインイベント
三冠挑戦者決定戦
T-Hawk vs 本田竜輝

 本田、メインの重圧にのまれたか、前半、動きが硬く、疲れも早かったと思いますけれども、観客の大声援を背に受けて、ここぞという場面からエンジンが爆裂かかりましたわ~!!!とはいえ、T-Hawkに振り切られ、順当にケルベロス(膝蹴り)で負けましたわ~!!!本田を応援していたからこそ、ナイトライドを出してくれないT-Hawkという部分で、最近は全日に肩入れして見がちなわたくしと致しましては悔しく、GLEATを気に入っているわたくしとしましては、膝蹴りで決まるのはニヤッとしてしまうフィニッシュチョイスだと思いましてよ。常に面白い者の味方であるわたくしと致しましては、挑戦権をT-Hawkにというのはやはりまだピンと来ず、とはいえ決まったのですから、次の大会がどういったものになるか、じっくり見てみたいと思いましてよ~!!!外様同士の三冠戦、全日ファンは行くのか?新日ファンが行くのか?GLEATファンが行くのか?というわけで、当日の観客の雰囲気もチェックしたいと思いますわ~!!!

 押忍ですわ~!!!


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