皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ～！！！

　さて先ほど我らの大谷晋二郎がリハビリにて前進しているとのツイートを見てしまいましたので書かずにはいられませんわ大谷晋二郎のことを～！！！

　わたくしが大谷晋二郎に初めて注目したのがいつだったかは定かではありませんし、何でもないタッグマッチの映像だったはずで、たぶん観る前は“ライガーを観たい”ぐらいのふんわりした思考しかなかったはずですが、心にものすごい勢いで突撃して来たのが大谷晋二郎のプロレスでしたわ～！！！

　わたくしが今ではえげつないレベルのプロレスオタクであることは皆さま薄々かんじているかと思いますけども、わたくしにもそうでない頃がございまして、何となくプロレスの映像を観ては、ほぼ中堅の渋いオッサンレスラーにしか見向きしない普通のプロレスファンの時代がありましたわ。皆さまがそうであったように、わたくしも飯塚やブラック・キャットばかりに心奪われていた初心者の頃があったのですわ～！！！しかしそんなわたくしの目を若手に向けさせたのは大谷晋二郎でしてよ～！！！

　わたくしが目を見張ったのはまずその凄味満点のものすごい受け身！！！相手の攻撃を食らうと、体をくの字といいますか何といいますかグニャリと曲げて勢いよくダウン！！！柔軟な体であるが故にダメージが何倍にもなっているように見え、終始ハラハラして観ていましたわ～！！！そしてそこからの反撃がいちいち闘志爆発！！！張り手1発、踏みつけ1回であっても負けん気が伝わって来たものでしたわ～！！！そしてバックに回った瞬間にブリッジが完成している、とんでもない速さのジャーマンスープレックス！！！色んなジャーマンありますけれども、大谷晋二郎より速いジャーマンはプロレス界に存在したことないのではないかしら？フィニッシュになることもしばしばあったかと思いますわ～！！！今のプロレスって、必殺技でしかフィニッシュ取りませんけども、こういう光る技でもフィニッシュ取るようにした方がいいとわたくしは思っていましてよ～！！！そうすればもっと1戦1戦の賞味期限がのびますわ～！！！

　話を大谷晋二郎に戻しますわ～！！！大谷晋二郎といえばスワンダイブ！！！ロープに飛び乗り、ワイヤーの反動で宙高く舞い上がって敵の背中に突き刺すドロップキック&前面に浴びせる大鉈のようなニールキックが本当に美しく、そして鋭い反撃の翼でしたわ～！！！このスワンダイブに行く前といえば、相手の攻撃を食らって食らって受け身を取ってグニャリと曲がり、敵がとどめとばかりに動きが大きくなったところをかわして自爆を誘い、ダウンしている間にエプロンに出て、立つところを狙い撃つのですわ～！！！それまで攻め続けていた敵は攻め疲れとスワンダイブの痛烈なダメージでスタミナとダメージの両面で深刻な消耗を果たしていて、バックについた大谷がフルネルソンに固めて、足、腰、背中と力の波動が大谷の体を上昇し、フルネルソンの腕部分に達した時にブリッジが既に完成し相手を固める、ドラゴンスープレックスホールドで3カウントを奪取するのですわ～！！！

　今、大谷は苦闘しているとは思いますけども、復活をわたくしは信じて疑いませんわ～！！！何故ならば大谷晋二郎は、大谷晋二郎として生まれ、大谷晋二郎として育ち、大谷晋二郎としてわたくしたちの前に姿を現した闘神だからですわ～！！！

　反撃の翼で虹を掴む男を！！！

　大谷晋二郎という男を！！！

　絶対に絶対に絶対に諦めませんわ～！！！

　押忍ですわ～！！！