【DDT】DDT×ジークスター東京 特別興行「DDZT」を観ましたわ

 皆さまごきげんようーッ!!!いつも読んで下さっている方は押忍ですわーッ!!!初めましての方は初めまして押忍ですわーッ!!!というわけで押忍ですわーッ!!!

 さて今回はDDT回!!!特別興行と銘打った今回の興行が何を見せてくれるのかを見てみたいですわ。

【ダークマッチ】
3WAYマッチ
夢虹 vs イルシオン vs 須見和馬

 3人でチェーンやバックの取り合いなんかをする開始からですわ。夢虹が動きよく、セカンドコーナーに飛び乗ってのケブラーダ、絶品ミサイルキック、前転して飛びつくカッター、トルネードDDTなど繰り出して華を担いましたが、最後は須見が横入り式エビ固めとみせかけて回転してもう1度横入り式エビ固めに入る動きでカウント3を奪いましたわ。

 わたくしはこういう試合をよく“特殊なシチュエーションと解釈するか、表現の場とするか”という見方で観戦しますけれども、今回は後者タイプの3WAYでしたわね。個人的には前者の方をわたくしは望むのですけれども、夢虹はもちろん、須見が意外とよく、ここではあえて詳しく書きませんが、何でもないシーンを抜群のタイミングで入れて来て、わたくしが「アッ!!?」となるシーンに昇華させるのが上手かったですわ。大化けするかもしれませんわね。

【オープニングマッチ】
DDT UNIVERSAL選手権試合
MAO vs 中村圭吾

 若手の復帰戦でタイトルマッチという座組みは両者の関係性を反映してのもの。試合は「あれは何だ!!?」しぐさで同時に騙そうとするなど、ファニーアクションも入りましたが、開始からMAOがチェーン関連(腕取りからのヘッドロック)のテクニックを見せて、試合の下地を作り、山場でMAOがグラウンドでのジャストフェースロックで沸かせていて、意外としっかりしていましてよ。中村は何でもないドルキックが謎に上手く、連発で試合の構築をしていましたわ。しかし蹴り合いになると、MAOのハイキック、トラースキック、フロントハイキック連発と食らい、ファイヤーバードスプラッシュで勝負ありでしたわ。タイトルマッチを安売りするのはどうかと一瞬思ったものの、生え抜き同士ですから、それもいいかと。DDTの世界観には合っていますしね。

【第二試合】
樋口和貞 高鹿佑也 vs 納谷幸男 瑠希也

 高鹿と瑠希也、樋口と納谷が激しくやり合い、特に樋口と納谷が意識し合って、樋口が控えの納谷を挑発。これに納谷が目をひん剥いて突っかかるのがほんとよかったですわ。

 他にも納谷は、唸り声を随所で出しながら打撃に重みを乗せていて、わたくし思いましたのは、大きな選手が声を出すと、内容をごまかすのではなく、重厚感が出るということ。まぁ菊地毅や今成夢人のような、上背はなくても体つきがしっかりしていて気合いタイプの一部選手がギャーッと声を出すのは、どちらとも違う独特な魅力があって、わたくしいいと思いますけれどもね。

 樋口と納谷は、ボディスラムでの投げ合いからセカンドダイビングエルボー。走り込むと樋口もドロップキックでやり返して、納谷がたまらず瑠希也に交代。樋口はラリアットから、アルゼンチンとカナディアンの中間のような、斜め抱えのバックブリーカーで瑠希也を仕留めて勝利しましてよ。トーナメントを意識しているようで、超合金ロボの樋口と怪物の納谷のバッチバチのマッチアップは全日本プロレスにも通ずる大型のプロレスでしたわ。これセミファイナルにした方がいいのでは???第2試合でやるようなもんじゃないでしょう???とってもいいですわ。樋口も納谷もデカくて強くてカッコいい!!!

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