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自作PCレビュー(Ryzen)

現在 2020/9/28 1:00。
こんばんは、やすみっちです。
本日は久々に自作パソコンに関する内容です。
先月知人に頼まれて組んだゲーミングマシンの簡単レビューです。

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ゲーミングマシンを作る上で、ゲームの動きに直接関わってくるパーツとして、CPUとGPUがあります。
自分的にはCPU3割、GPU7割くらいの割合で、ゲームの動きに影響をあたえていると考えており、決められた予算があるのであれば、できるだけGPUに予算を振るのが妥当かなと思います。
ではCPUは何でもいいのかと言われると、やはり最低限の処理能力が必要とされてきます。
AMDのRyzenというCPUは、IntelのCoreシリーズのCPUと比べ、CPU内部のデータスループットの安定性も高速性も上回っており、メインメモリさえきちんと設定されていれば、IntelCPUより1ランク下の価格帯の製品で充分おつりが来る程のパフォーマンスが得られます。
今回、本当はRyzen7を採用したかったのですが、予算の都合上、【Ryzen5 3600】を採用することになりました。
Ryzen5 3600は、6コア12スレッドという、ゲームなどの重たい処理を処理させるには最適な製品です。
詳しくない方にもわかるように例えると、1つのCPUの中に計算処理する部分が6個(6人)あり、片手ではなく両手で作業するために、目方上12個(12人)で処理しているのと同じ感じになるということです。
一人で作業するより、多人数で作業した方が、仕事が早く終わるというイメージを思い浮かべて頂ければわかりやすいかな?

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今回買いそろえたパーツ群です。
使用用途がゲームメインということなので、こういう構成になりました。
自分がいつもRyzenで組む際にこだわっているのは、マザーとメモリ。
これはRyzenに特化することでもないのですが、マザーボードが電気信号的にできるだけ安定している製品でなければ、パフォーマンスの要になるメモリを安定して高速で動かすことができません。
CPU・マザー・メモリの3大パーツが、お互いに補完関係にあり、どれか1つでも性能が低かったりすると、トータル性能で足を引っ張ることになります。
自分が好きなマザーメーカーはAsusとASRock。
この2社の製品は、基板配置が素晴らしく、老舗であるAsusのフラグシップ製品などは、芸術と言わんばかりの作りとなっているように思います。

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あと、もう1つこだわりがあるとしたら、ケース内の配線の取り回し。
ケース内に配線がゴチャゴチャしているのも美しくないですし、実用的な面で言えば、ケーブル等をきれいにまとめることで、ケース内にこもった熱を排熱する際にスムーズに行うことができるため、できるだけ低温で安定した動作を得ることができます。
特にゲームなどは、比較的マシンパワーを使いますので、内部の温度のマネジメントは、ゲームのレスポンスの良さに直結してきます。

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最近のパソコンパーツは、意味もなくマルチカラーに光る製品があるのですが、自分はもう20年前の第1次ブームの時にやり果たして、今のところは興味がないし、今回の予算内に収めるためには、性能に直結しない見た目パーツに関してはスルーしました。
今回光っているのは、メモリとマザーの一部と電源ですね。

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ということで、完成マシンでStretFighterV。
自分はPS4でやっているゲームタイトルなのですが、この組んだマシンで動かしたところ........................
PS4よりヌルヌル動いている!!!
画質を最大にして、各種効果を付けても、ほとんどフレームレートが落ちることがなく、PS4というゲーム専用機よりもきれいに動いていました。
システムストレージも、お気に入りなSAMSUNGの970EVOPlus。
Gen3では最速SSDなので、ゲーム中の待ち時間もほとんど感じられません。
しかも、今回ゲーム用に同時に買ってきたゲーミングモニターでプレーしてみたので、余計に滑らかに感じたのかもしれません。
グラボはRTX2060。安定のAsus製品を選びました。
冷却性能だけで見ると、GigabiteやMSIも良いですが、Asusの製品は基板設計が優れているので、そもそもの発熱が少なくて済む製品があります。
今回はそれも狙って採用しました。

で、一番話したかった肝心なCPUに関してですが、CPU付属の純正CPUクーラーをつけていて、ゲームを思いっきり振り回しても60℃弱。
思ったよりも発熱が少なく、これなら長時間ゲームに没頭することもできますね。
つまり、CPUクーラーは付属品で十分だということですね。
別にCPUクーラーを買わなくてよい分、費用が抑えられる面もありがたい限りです。

■まとめ■

満足度  ★★★★☆ (☆5段階評価)
処理速度 ★★★★★ (☆5段階評価)
安定性  ★★★★★ (☆5段階評価)
省電力性 ★★★☆☆ (☆5段階評価)
互換性  ★★★★★ (☆5段階評価)
発熱量  ★★★☆☆ (☆5段階評価)
静音性  ★★★☆☆ (☆5段階評価)
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総合評価 ★★★★☆ (☆5段階評価)

今回はゲーム専用機として組んだわけですが、Ryzen5を動かした感じ、思いのほかストレスと感じさえない高性能で、ここ数年はこのCPUでも十分やっていけるかなと思います。
余程、動画編集や音楽制作など、激重な作業をさせない限り、Ryzen5で十分なんだなと改めて認識することができました。
(という自分はRyzen Threadripperを使っています。)
11月12日に発売されるPS5も、内部的には同じような構成なので、今回このマシンを使ってみて、余計期待度が増しましたね。
皆さんも、機会がありましたら是非、パソコンを自作してみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
ご意見ご感想などコメント頂けると嬉しいです。

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