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一億総クリエイターの本質・偶然的な境遇を社会にフィードバック

一億総クリエイターのようなスローガンをよく耳にする。

そのためのクラウドツールとか、マネタイズのプラットフォームのような企業が掲げているものだ。

彼らはどのような思想に基づいているのかはわからないが、私はこれは良い流れだし、哲学的にも裏付けられる気がする。

前に、生まれの偶然性で連帯できる可能性があると書いた。

また、人生は自分の生まれの偶然性を社会にフィードバックしていく過程だということも書いた。

このnoteもそうだが、自分の実体験を状況的な叙述や、感情的、思考的な事実をつらつらとテキストや動画、イラストなどで、より簡単に表現できるようになったら、これは社会的にとてもよい。偶然性の連帯にもつながるし、個々人の価値が認識されうるからだ。

これから重要になるもう一つは、こうした表現が然るべき人に見られるような仕組みだ。

tiktokなどが進んでいる領域だが、誰に見せるかをも積極的にサポートしていけば、個人のフィードバックの社会実装は加速する。(中国は、これを体制維持のために使っているともいわれているが。。)

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