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はじめて広報の勉強会に行った話

基本的に興味を持ったことは短期集中型で一気に勉強する、でお馴染みのやなぎです。
今日のTOPは勉強会の帰りに仲良しの広報さんとランチで食べた、ハンバーグのふわふわの食パン♡
今日はPRアカデミーさんにご招待いただいて、勉強会の見学に行ってまいりました。
場所はなんとG SIX!大好きなG SIX!大好きな銀座!
学びが多かったので、備忘録も兼ねて長くなりますが、今日の話を書こうと思います。

広報のキャリアを考える、がテーマ

参加させていただいた今回は、広報のキャリアを考えるというテーマで、4名の方が登壇するパネルディスカッションスタイル。
登壇されている方のキャリアとしては、

・1社で10年以上経験されている方
・数社を転職して広報の立ち上げをされている方
・グループ企業2社で広報をしつつも、兼業でフリーランスとしても活躍されている方
・企業広報を卒業してフリーランス広報として活躍されている方

と様々。
(登壇された方のお名前は伏せておきますが、広報をされている方なら知っているだろうという方もいらっしゃいました!)

パネルディスカッションの質問もまさにキャリアを作っていく上で知りたかったことばかりだったので、ここに書き留めておきます。

現在の仕事・働き方のメリット&デメリットは?

みなさんがそれぞれの視点からお話されたことをざっくり要約すると、

フリーランスは拘束時間などがないので、自分がやりたいことにチャレンジはできる。
その代わり、収入を常に維持するための努力やアウトプットを常にしっかり出す努力などが必要。
正社員はもちろん福利厚生の制度、大きな予算で仕事ができる、長く所属することで会社の歴史を肌で感じることができるといったメリットの反面、求められることが多くなったり、時代に合わせたやり方についていくための努力やインプットを自力でやっていく必要がある。

という感じですね。

会社の歴史を肌で感じることができる、というのには私も非常に同感。
5年後、10年後も同じ会社にいるとしたら、これはかなりの自分の強みになると思いました。
メリットとデメリットを天秤にかけて、自分がどうなりたいのかを考えるとキャリアプランを考えるのには良いのかなと。

副業で他社の広報を担う場合の注意点は?やりやすい、やりにくい副業は?

独立する前にこっそりと副業をやられていたり、今でも副業でスタートアップのPRコンサルや講師をされているという方もいらっしゃいました。
いきなり独立をするのは不安だったので、兼業をしているという声も。

注意点には、どの範囲までやるのかで左右されてしまうというところや、本業でしっかりとパフォーマンスを発揮してこその副業であることが注意点に上がりました。
特に、本業からの逃げで副業をするのは良くないことや、副業で出した成果は転職市場では企業から評価されなくなってしまう、といったお話は参考になったなぁ…

初心者の私には副業もフリーランスもまだ全然考えられないけど…

独立しようと思ったタイミングは?きっかけは?

フリーランスをされている2人の方に向けられた質問。

元々独立をしたいと思っていて、きっかけが副業だったと最初からフリーランスを目指していたというお話には、最初からフリーを目指す方がいるということが予想外でちょっと驚き。
BtoBの広報を長年やってきてやりつくした感があったことやtoCを経験したいと思った、というお話には共感。

きっと今日の勉強会の場にいた方の中でも、将来はフリーランスの広報をやりたいという方がいるんだろうな…

私はまだ全然考えられませんけど…(2回目)

独立後、気をつけるべきことは何?

こちらもフリーランスのお2人に向けられた質問です。

収入が突然なくなるケースもあるので、契約書をしっかりと結ぶこと、口頭約束は絶対NG!
そして、クライアントから何を求められているのかを、最初にしっかりと握ること。

企業で当たり前にやっていたことはフリーランスになったとしても同じなんですね。
自由そうに見えがちですけど、自分でしっかりとルールやポリシーを作らないとやっていけないかもなぁ…と思いながら聞いていました。

正社員をしていて、転職や独立を考えたことは?

これは、正社員をされている2人の方に向けられた質問。私もかなり興味深く聞き入ってしまいました。

1社で長年広報をされている方は、嫌だと思ったことは1回もないそう。
代表が広報をしっかりと重要だと思ってくれているので、社内でも認めてもらえていると仰っていて、とても良い環境なんだろうなと容易に想像できました。
直属の上司が変わって、広報に理解がない方にあたるとかなりやりにくいというお話もなんとなく理解できましたね。

何社か転職をされている方は、転職のタイミングには理由があるとのこと。
5年後、10年後やライフステージを考えた時に、そこに行くための働き方や仕事の仕方で足りないものを得るために転職をすると仰っていました。
近い将来の自分に必要なものを求めて転職すると成功しやすいそうです。

いつか、私ももっと違うステージで広報を極めていきたいと思った時に転職を考える可能性もあるので、お2人のお話は同じ正社員の身では共感も深かったです。

広報の仕事、好きな点と嫌いな点は?

今日登壇されている4名の方は、本当に広報としてキャリアをしっかりと積まれている方。
広報にきっと相当な魅力を感じているからなのだろうと思って聞いていました。

好きなものやサービスを広げることは楽しい。
経営陣に近い仕事なので、代表の想いやプロダクトオーナーの想いだけではなく、数字も握ることができるところが楽しい。
広報は時流に合わせていく仕事なので、同じ会社でも同じ仕事はほとんどない、工夫の仕方で作り出すアイデアなどは数え切れないパターンがあるので飽きない。

といったことが好きな点に挙げられていて「確かにそうかも…!」と納得。

嫌いな点に関しても、まさに「わかりみが深い」!

結果を求められるところが少々つらいところ。
労働集約型でアナログなコミュニケーションが必要。
華やかなイメージがついているけど、どちらかといえば裏方の仕事。
社内で評価されにくいし、細かい作業が非常に多い。

評価されにくいけど結果は求められるので、常に結果を出し続けなければいけない…っていうのは本当にそうだなぁ…(遠い目)

みなさん、好きな点と嫌いな点がありながらも、長年広報をされているのはきっと好きな点が勝っているからなんでしょうね。

広報に向いているのはどんな人?

広報になりたての私にとっては、これが全然自分と合わなかったらどうしよう、的な感覚でした。

相手のことを考えて提案ができる人。
コミュニケーション能力が高い人で、相手が何を求めているかを感じ取れる人。
ミーハーで世の中で起こっている事象に興味が持てる人。
人間関係の構築が嫌じゃない人。
人前に出ることが好きで嫌ではない人。
物事を俯瞰して見れる人。

意外と、私でもいけるかも…向いているかもしれない…と思う内容でちょっと安心。
物事を俯瞰して見れるようになるのは本当に大切だなぁ。広報じゃなくても、この俯瞰した視点は常に持っていたいですよね。

参加してみて、思った登壇者の方の共通点

登壇されていた方の共通点は、みなさん「声が大きい」「ハキハキ話す」方だなぁと思いました。
それからお話が本当に上手。会場を引き込む力はまさに広報のプロ!
PRアカデミーに入会して、勉強会に参加し続けてこういった第一線で活躍されている方のお話を聞きたい!社長にすぐにおねだりだ!と意気揚々と会場を後にしました。


広報としてどういったキャリアプランがあるのか?と不安な部分もあったので、登壇された方のお話は本当に勉強になりました。
同じように、ずっと広報やっていくにしてもどうステップアップしていったらいいんだろう?転職するならどういうことを考えた方が良いんだろう?という方の参考になれば幸いです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました♪

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