路地裏の探索

画像1 地下鉄の終着駅で降りて地上に出て、別の路線に乗り換える。この駅が始発の電車が15分おきくらいに発車するので、電車がプラットフォームにつくまでの間、改札口すぐ外の小さな書店で時間を潰す。もう何年も続いているルーティンだった。だった、と過去形を使ったのは、この書店が倒産してなくなったからだ。4日に1回入れ換えられる古書もあって便利やったのになあと、嘆いても仕方ない。最近は待ち時間で駅周辺の路地を探索することにしている
画像2 住宅が狭い道を挟んで立ち並ぶ住宅街の路地を、あまりキョロキョロして不審者がられないように注意して歩く。大小新旧様々な住宅の間に、ポツポツと気になる料理屋さんが点在している。昔ながらの町中華、小洒落た燻製バー、ラーメン屋、立ち飲み屋、焼き鳥屋などなど。幾つかの店に目星をつけた。いずれも店の前に猫たちが小さく集まって丸まっている。猫に優しい店はきっといい店に違いない。猫だまりの店を一軒ずつ制覇していくことにする。問題はワイが酒を飲めないことやな(*゚∀゚)笑