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怖い話っぽい語り口調にするとそれっぽく聞こえる

このnoteのタイトルとなっているハッシュタグをツイッターで見かけた。いくつか心当たりのある『怖い話』があるので紹介しよう。ツイッターなら140文字以内(ハッシュタグ込みならさらに少なくなる)やけど、ここはnoteなんで小話くらいの長さにまとめてみる。怖い話っぽい語り口調にすればええんやな...みんな恐怖で震えんなよ(。・`з・)ノ

■:狐の嫁入り

ワイが小学生の頃の話。ある『晴れた雨の日』に3分おきくらいにワイの家の前を何度も通り過ぎるおっちゃんを見かけた。手には酒瓶を持って何かにとりつかれたようにひとりごとをぶつぶつ言っている。怖かったけれど次に通った時に塀のかげからこっそり耳をすまして聞いてみることにした。「曲がり角で全部左に曲がっているはずやのに、いつまでたっても家に帰られへんやんけ」...いつのまにかワイの横に来ていた爺ちゃんがボソッと言った。「狐の嫁入りの行列に紛れ込んでしまったんやな」と。ワイの肩は震えた...。

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■:真夜中に足元から

今まで霊感はないと思っていたんですね。それがある晩、足元の方で気配がしたかと思うと、三色の小さな塊がだんだん胸のほうに向かって這い上がってきて「ぐるるる~ぐるるる~」っていうんですよ。あれ以来...、やっぱり霊感はないんですよね。

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■:復讐する

義理の父に言われたことがある。『あの手の娘は気が強いし執念深くもあるから、必ず復讐をやり遂げるんやで』と。
ある日のこと、ふと胸騒ぎ覚えたワイは、リビングに脱ぎっぱなしにしていたフード付きダウンコートを手にとった。フードの中には5粒、コロコロのウ●コが入っていた。これは何に対しての復讐なんですかね、娘さん。

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■:光る墓石と落武者伝説

さてそろそろ、同級生が多数巻き込まれて次々に倒れた、『修学旅行先で【光る墓石】を見たあとに、そのお墓に祀られている悲運の死を遂げた姫様、頬に刀傷のある武将、郎党の約40名の霊をひとりで肩に乗せて帰ってきた同級生のO君』の話をするときが来たようやな。O君の肩書き長すぎやけども...

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今日はこの辺で...最後まで読んでいただきあじゃじゃした