郷愁/赤き断崖の集落

郷愁

楽曲テンポ:66

使用楽器:ヴィブラフォン、ピアノ、グロッケン、ハープ、ストリングス(86443)

悲しい、切ないシーンで流れる曲です、この曲は最初ヴィブラフォンじゃなくてミュージックボックス(いわゆるオルゴール)をメインメロディにしようと思ったんですが、
あまりに感傷的になり過ぎて、逆に汎用的に使えないなぁと思い、この形に落ち着きました。

この曲もBGMにしてはやはりメロが立っているので、非常にゲームらしいイベント曲かなと思います。

劇伴っぽいと感じるか、ゲーム曲っぽく感じるかは、やはりメロの立ち位置なのかと思いますが、
例えば実写ドラマのような、俳優の絵力や説得力のある風景等である程度画面が成立するものに対して、こういった主張の激しいメロディを付けてしまうと演出過多になってしまうので、必然的に音楽はそういった画面に無い情報を補う為に使われる事になります。
ゲームの場合、こと今回のようなドット絵ゲームの場合は、いい意味で情報量が限定されていて、なんならキャラクターの表情も数パターンしか無かったり為、必然的に音楽でそのシーンの多くの情報を説明しなければなりません。
そうなると、こういったメロディが多くを語る音楽を付けても演出過多にならず、むしろ逆にいい効果をもたらします。


赤き断崖の集落

楽曲テンポ:90

使用楽器:フィドル、ティンホイッスル、アコーディオン、バグパイプ、タム、タンバリン、スチールギター、ブズーキ、ウッドベース

ケルトな雰囲気の曲ですが、流れる場所がケルト感の無い場所なので、あくまでケルト風という立ち位置で、
しかし、荒涼とした雰囲気にこういったテイストは良くマッチするので、演出的には面白くなったのでは無いかと思います。

使用楽器にフィドルとありますが、厳密にはフィドルという楽器は存在せず、実際弾いているのはヴァイオリンで、弾き方によって適宜呼び名を変えているものです。
今回のストリングスのトップの室屋さんに弾いてもらったものですが、譜面にフィドルと書いておくと、その意図を汲んでくれる方もいるので(もちろん奏者によるのでくれぐれもご注意を。)
機会があれば試してみましょう。


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西木康智

ゲームとか映像の音楽を作ってます。「OCTOPATH TRAVELER」「プリンセスコネクト!Re:Dive」「GranBlueFantasy The Animation」「ガラピコぷ〜」等。Web: http://yasunorinishiki.com/

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