Q:日本語を勉強しているので、下手ですが、日本語で質問するのをトライしたいです！(悪い日本語ですみません！)
オクトラ1のサウンドトラックの中で、あなたの一番好きな曲は何ですか(音楽で言えば)？どれが一番努力しましたか？

A:オクトラ1では「悠然たる山腹の街」がお気に入りです。
一番努力したのはメインテーマですかね！

Q:1と2でキャラテーマを作る段階の情報量やオーダーが、どのくらい違うのか知りたいです。1のテーマは地域性を、2のテーマは人間性を強く感じます。(オーシュットとヒカリは故郷との関係性が深いので、地域性が強いように感じます。)

A:情報量は1,2であまり差は無かったように思います。
敢えて比べるとするならば、2では旅の世界がより広がりましたよね、オーシュットはそもそも獣人ですし、ヒカリはアジアンな世界観、パルテティオは産業革命の匂いをとても纏っていますから、そういう意味で音楽もそれに共鳴し1と違った雰囲気が出ているのかもしれませんね。

Q:本作における「揺るがぬ決意」は、前作での「決意」に該当する曲だと思うのですが、後者は前向き•自身を奮い立たせる雰囲気なのに対し、前者は悲しみ•打ちひしがれながらも進まなければならない苦しい雰囲気なのですが、使っている楽器やアレンジによって、いかに差別化したのかをお聞きしたいです！

A:前作の「決意」はアレンジがシンプルだったので、そういう雰囲気を感じられたのかもですね。
今作の「揺るがぬ決意」はある意味前作の「決意」があるからこそ成立する楽曲だと思っていて、例えばアレンジが少し複雑なサウンドになっていたり(メインメロディよりもサブのメロディの方が際立ったりする場所があったりして、それは「決意」のメロディがしっかり頭の中にある状態だからこそ出来るアレンジだったりするかなと思います。)
曲中で転調を繰り返したりと、おっしゃるように前へ前へと主人公達の背中を押すような力強さが加わっていると言えるかもしれませんね。

Q:各通常ボス戦曲とエクステンド曲ですが、前作と今作でテンポが同じ気がするんですが偶然でしょうか？
例えばトレサの「宝物のために」→今作の「決戦2」を続けて流したとしても超自然につながります…

A:ふふふ…偶然でない事は無いかもですね(笑)
ただキーが違うのでテンポ的には一緒でも、しっかり繋げるには専用のトランジションを用意しなければかもですね。

Q:オクトラ2ではボーカルを多く取り入れていましたが、造語で歌うならば歌詞と作曲どちらが先に作るのでしょうか？
フィールドの夜ならば昼のメインの旋律に造語を合わせるのかなぁと思っています。
また、造語は歌手にお任せとのことですが、どのような打ち合わせしているのか気になります。

A:オクトラ2では完全に曲が先ですね、歌詞もそのメロディに一番ノリのいい言葉をつけてもらう感じです、これは意味のある歌詞だと出来ない事なので造語ならではの良さだと思います。

歌詞の雰囲気は、フィールド音楽に関しては、なるべく邪魔にならないような、でも「ラララ〜」とかだとちょっと表情が消えちゃうので、その中間くらいのニュアンスをお願いしました。

アグネア関連の歌詞に関しては、ケルト音楽っぽい語感になるようお願いしています。

Q:和を感じさせる曲には、和楽器以外にも特有の音階を使っているなどの仕組みがあるのでしょうか？

A:ペンタトニックという音階がありまして、それを使うとアジアンな雰囲気が出るので適宜取り入れたりしますね。
興味があれば調べてみてください！

Q:主人公達のテーマ曲はそれぞれ一人一人に合わせて楽器を変えていますよね。どのようなイメージで何故そのキャラにはその楽器を選択したのか気になります。
ヒカリの場合はおそらく二胡でしょうか

A:完全に僕の主観的なイメージなので言語化は難しいんですが、おっしゃる通りヒカリはアジアンな雰囲気のキャラクターですので二胡やXiaoなどの楽器を当てていますし、パルテティオは男気キャラなのでサックス、キャスティは優しい雰囲気のフルート、オズバルドは巨体低音ボイスなのでチェロ、など、こう書いてみると割と外さないチョイスをしているかなとは思いました！

Q:剣士ヒカリのテーマには彼の優しさが込められてるだけじゃなく彼の運命を感じる悲壮感もありますが、前作のオフィーリアも同じく彼女の優しさを現していましたが彼女の場合は芯の強さも表現されていましたので同じ優しさでも異なる感じにしてるでしょうか。

A:そうですね、ヒカリの中には国、家族、友、それぞれにとても複雑な感情があり、しかしそれを全て包み込むような優しさと力強さを個人的には感じます。

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