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サンランド地方/リバーランド地方

サンランド地方

楽曲テンポ:142

使用楽器:アコースティックギター、ブズーキ、ピアノ(打ち込み)、ストリングス(86443)

プリムロゼの出発地点でもあるサンランド地方は、キラキラとした砂漠の光沢が特徴的な地方です。
プリムロゼのテーマの時にも書きましたが、ジャラジャラとした民族的なサウンドを意識していますが、曲調としてはそこまで砂漠感は出さず、
プリムロゼの旅の意図をより引き立たせる為、むしろドラマチックな曲になるよう心がけました。

のっけから結構ドラマチックに曲が展開していきますが、
B部分のコード進行がわりとお気に入りで、コードで書くとE♭→B♭→Fm→Cmなんですが、3番目のFmに行く感じが切なさ倍増な効果を出せてるかなと。
更に、その後はE♭→B♭→F→Cmと、Fがメジャーになる事で、明るい響きになるのが逆に切なさを引き立たせる効果を狙っていて、ここは個人的に気に入ってます。
ストリングスのカウンターフレーズ(所謂副旋律です)もこだわってみたので、そこにも注目して聞いてみてください。


リバーランド地方

楽曲テンポ:80

使用楽器:パンフルート、ピアノ、ストリングス(86400)、シンセ

リバーランドは川の水表現がとても美しい地方で、アーフェンの出発地点でも有ります。
何かのインタビューで、ここのHD-2Dの表現がうまく行った事により、オクトパスのビジュアルの方向性が決まったと言ったような内容のインタビューがあった事を記憶しているのですが、
同じく音楽も、この地方のビジュアルを見た時に、イメージがブワッと湧いたのを覚えています。

どこか哀愁を感じるようなパンフルートの音色はお馴染み坂本圭(@okei1113)さんにお願いしました。
笛の音色ってどうして感傷的な感性をくすぐるのでしょうか、もう正直坂本さんの素敵なパンフルートを頂いた時点で、この曲は勝ち確になったと言っても過言ではありません。

敢えて技術的な事を言うのであれば、この曲は全体を通してほぼ同じコード進行、同じメロディラインで進みます。
単純なコード進行にする事により全体を分かりやすくし、同じメロディを繰り返す事によりメロディラインの刷り込みを行う、
この地方を粗方探索し終わる頃には、自然とそのメロディを口ずさんている、そんな曲になるよう意識しました。


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