映画 「gifted/ギフテッド」


これも前情報あまりなしで観ました

ギフテッド(Gifted)
知的ギフテッドとは、先天的に平均よりも、顕著に高い知性と共感的理解、倫理観、正義感、博愛精神を持っている人のこと。外部に対する世間的な成功を収める、収めないにかかわらず、内在的な学習の素質、生まれつきの高い学習の素質、生まれつきの高い学習能力や豊かな精神性を持っていると言うことである。


天才的な子の話だと思ってましたが
まさかの展開でいろいろ思いが巡らせながら観てしまいました

普通に育っていても親子はいろいろありますが
天才となればそれ以上にいろいろあるのかもしれません

そんな天才家族の物語です

天才だった姉(メアリーの母)の子供を引き取り、普通の子として育てようとしている弟(メアリーの叔父)と
天才としての才能を伸ばす環境を与えたがる母(メアリーの母)
メアリーも祖母と母と同じく天才です


「おばぁちゃん」と初めて会った6歳の孫メアリーに言われ
「お婆さまかイブリンと呼んでちょうだい」と祖母イブリンが言う
それに対してメアリーの父親がわりの叔父でありイブリンの息子(フランク)は
「お婆さまかイブリンにおやすみは」と皮肉を言うのが笑える

そのうち祖母と叔父が法廷でメアリーの養育権を争うようになります
そこで、メアリーと生まれてから一度もあったこともない実の父親が出てきたり
叔父の生活環境を取り上げて、「メアリーは自分のパソコンを持っていたか」とか言う質問が出てきたり

6歳の子が自分のパソコンを持っているかいないかで経済的環境がどちらが優位か決める基準になるなんて、と思うような場面もありました

結局妥協することになり
フランクとメアリーは離れ離れになることに


フランクのメアリーへの愛情と姉への負い目
メアリーのフランクへの愛情が 泣けます

観ていて痛いです

でも最後は姉の死の真相がフランクから母イブリンに告げられ…

いろいろあって
ハッピーエンドです

個人的に好きだったのは
法廷で父親が出てきたことを知り
娘に一度も会いにこない父親の存在に悲しむメアリーを
フランクがは病院に連れて行っ行きます
赤ちゃんが生まれるのを待つ人たちと
生まれた瞬間みんなで喜んでいる場面をメアリーに見せます
赤ちゃんが生まれた瞬間は喜びに満ちてるということを見たメアリーが
(全然知らない人たちと)一緒に喜んでるシーンです


メアリーがすごく可愛く
フランクもいい父親、叔父っぷりでクリス・エヴァンスかっこいい❤️
メアリーの担任役のジェニー・スレイトもきれいで素敵
オクタヴィア・スペンサーもいい味出してます


わたしの大好きなマンガ『ファミリー』の中の物語で
映画「ペーパームーン」のオマージュっぽいものがあります

この中の物語ではスリや窃盗をしている男が赤ちゃんを拾い
すぐに手放すつもりが、育てるうちに情が湧いてきてしまって
父娘のようになっていく二人が出てきます

その二人は血が繋がっていなのですが
「gifted」は叔父と姪が父娘のように描かれています

なんかダブってしまいました

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