魂・根幹が結びつく縁をあたえて下さる       若狭彦(わかさひこ)神社夫婦杉


神社には必ず御神木がある。御神木はまさに神々の降臨される目印。御神木に惹かれ、神々に呼び招かれるように、全国各地のさまざまな神社を巡っている。

夫婦神をお祀りするといわれる福井県小浜市の「若狭彦神社(わかさひこじんじゃ)」(上社)と「若狭姫神社(わかさひめじんじゃ)」(下社)を訪れた折には、若狭彦神社参道の「夫婦杉」と出会えた。

福井・若狭彦神社 夫婦杉

約35メートルの杉が夫、その木より5メートルほど低いのが妻と呼ばれる。この夫婦杉を見上げた時、父母の限りない愛を受けてきた感謝の念が湧きあがってきた。


天に向かってまっすぐ伸びる二本の杉、根元は一つになって大地にしっかり根付いてる。この御神木のたたずまいから、きっと根幹、魂がしっかり一つになることができる出会い、縁を結んで下さる期待で胸膨らむ。そんな男女の中を取り結んでくださる素敵な気が降り注ぐ心地よさを感じる御神木だ。

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