『どうしても必要なことはわずかです。』
-ルカ10:42-

最初に始めたメルマガは、聖書の言葉はなく、ただ励ましの言葉を綴った内容でした。

システムに戸惑いつつも初めてメルマガを配信した時のワクワク感は２０年たった今でも忘れられない。

仕事から帰ってきて、毎日配信するために夜中遅くまでＰＣに向かう日々。

性別や年齢、立場が違うそれぞれの方が読むことを考えながら言葉を選んでいく作業は、時に難しく思うように綴れない事も多かった。

始める時は勢いがあればできる。でも難しいのは続けること…。

しばらくして、読者の方からメルマガへの返信が届くようになってきた。

母と同世代の方。
日本一周の旅をしている方。
療養中の子の親御さん。
聾唖の方。…等々

メルマガをしていなかったら、出会っていなかったであろう人たち。

頂いたメールには、それぞれの思いや、痛みや、決意が綴られていて、返信に何時間もかかることもあった。

聖書の言葉を添えて「祈っています。」と書けたらどんなにいいだろう…と悩むことが増えて、

数ヶ月後に新しく始めたのがこの「やすらぎの言の葉」でした。

最初のメルマガもやすらぎの言の葉も、
読む方々が少しでも「ほっと」安らげるひと時となればという思いは同じで、
それは20年たった今も変わらないのです。

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PCに強くはないので、配信ミスはしょっちゅう。
夜中に配信してしまったときは白目になりました。

読者の方から「プロポーズを迷っています。」というメールが届いたことがあって、
応援メールを返信したら、プロポーズを受けてくれました！と。
ひゃっほー！と夜中に一人PCの前で踊りました。

他の読者からは身近な人には相談できないからと、息詰まっている苦しさや、どうにもならない痛みが綴られていて、
涙を流しながら祈りつつ返信したこともあったなぁ…。

いただくメールにご指摘（聖書箇所の間違いとか（何度もある…）や提案はいくつかありましたが、
批判などは、20年の中で一通もないのですよ！

やすらぎの読者はあたたかくて優しいかたがたばかりなのです。

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