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DMM Planets のススメ

 DMM Planetsは、入場料2000円の「お台場みんなの夢大陸2016」内コンテンツ。私は炎天下の中1人で60分待ちの行列に並びました。結論から言えば、それらのコストは全くもって安いと断言できます。

 入場するとまず、最初の「やわらかいブラックホール」がまっすぐ歩くことを拒否してきます。全体が人間をダメにするソファみたいな感じになっていて、いつもの現実世界ではないような不思議な体験が出来ます。

 そうした後に「Wander through the Crystal Universe」に誘導され、意識が完全に浮遊します。上下鏡張りで、LEDの棒が大量にある迷路のような空間です。これは、もう体験してもらわないと伝えることができないと思います。

 LEDは色んなパターンがあり、真っ暗なところから流星のように流れてきたり、下から噴出したり、すべてがキラキラしたりします。この空間に幾らでも居れそうな気がしました。この手法自体は割りと近いものも良くあるのですが、これだけの規模で自由にずっと居れるというのは、かなり幸せです。

 さっきのがメインかな、と思いながら次の「Infinity」に来たとき、驚きました。ここは桃源郷か、と。

 膝下まである白い水のプールに、映像が投影されています。鯉が泳いでいて、それに触れたとき、鯉は花へと変わり散っていきます。水遊び、光り遊び、鯉との遊び、花のドローイング遊びと、ここもかなり遊べます。

 最後は「Floating in the Falling Universe of Flowers」という、とにかく巨大な花のプラネタリウムみたいな空間です。寝そべっての鑑賞がオススメ。夢や幻覚やVR以外で巨大な花が落ちていく様を体験できるのは、ここだけでしょう。

 ゆったりと、とても素敵な経験をしました。このためだけにお台場に行っても何も損をしないと思います。日本の、企業×メディアアートの素晴らしい成果です。チームラボは当然として、DMMもフジテレビも今後もこういう形の遊園地を量産していくつもりなのだとしたら、嬉しいですね。

 最後に、攻略法をお伝えします。

・日なたに60分程度並ぶため、水を確保してください。出来ればタオルや帽子などで頭を保護したほうがいいです。1人で来ていて列から離れるときはスタッフまで。
・靴を脱いで膝下まで水につかる事を想定しておいてください。
・床が鏡張りのためスカートだと中が見えます。現地でハーフパンツを貸し出していますので、忘れずに。
・どの部屋でも幾らでも居ることができますが、戻ることは出来ません。納得するまで楽しんで!

 http://exhibition.team-lab.net/dmmplanets2016/

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