┏━━━◆◇リアル・パートナーズ　メールマガジンvol.520◇◆━━━━━┓

『目指せ！地域ナンバーワン個別指導塾』　毎週水曜日・隔週金曜日発行
〜2021.08.18〜

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【目次】
◇まえがき　　　　　『残り2週間、ラストスパート！』
◇今回のテーマ 　『2学期、学校が一斉休校になったら』
◇あとがき　　 　　『深夜残業中はエアコンを切れ！？』

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◆まえがき＜残り2週間、ラストスパート！＞

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

お盆も過ぎ、夏期講習も残り2週間を切りました。

当メルマガでも「夏期講習もあと○週間！」と
毎週のように書いているような気もしますが（笑）、
自身を奮い立たせるために書いているようなものです。

ゴールが見えてくれば、もうひと頑張りできるのが人間です。

生徒さんにとっても、私たちにとっても
悔いのない2週間になるように毎日を大切に過ごしたいところです。

終わりよければすべてよし！みなさんもファイトです！

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◆今回のテーマ　＜2学期、学校が一斉休校になったら＞

学校はもうすぐ2学期のスタートですね。

今回は「もしも」の場面を想定して、
みなさんとリスク管理について考えたいと思います。

みなさんもご存知の通り、コロナ感染者数が
連日増加の一途を辿っています。

近いうちに、東京では1日あたり1万人、
弊塾のある兵庫県でも1,000人以上の感染者数が出ても
おかしくない状況です。

また、学習塾でのクラスター報道も増えてきました。

【コロナクラスター学習塾で急増「ワクチン接種外」の子どもに広がる危機】
https://www.j-cast.com/trend/2021/08/11418012.html?p=all

【学習塾のクラスターは13人に】
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce0343898faf337981b04fefcd186bee6963b819

コロナウイルスをどう恐れるか、どう付き合っていくかは
個人の考えや判断ですし、「この方法がベスト」と言えるものはありません。

また、クラスターが起きた塾さんに対しては、
感染してしまった生徒さんや講師さんが無事に早く回復されること、
塾運営への影響が少なく済むことを願うばかりです。

これらをふまえ、今後起こりうる可能性を考え、提起していきたいと思います。

まず、学習塾でのクラスターは、まさに2学期の学校の状況そのものです。

いまは夏休みだからそれが塾で起こってしまったということで、
2学期から学校が再開すると、各地で「学校内クラスター」が起こる
可能性があると私は考えています。

学校内クラスターが起きた場合、
学級閉鎖や学年閉鎖にせざるを得なくなるでしょう。

さらに深刻な場合は、昨年4・5月のような
学校全体の休校措置を取る可能性も高いと思います。

また、政府が学校休校措置を判断した場合、
学習塾に対しても通塾規制が行われるかもしれません。

飲食店などのような休業要請が学習塾にも出るかもという、
まさに先日のメルマガでお伝えした内容ですね。

【塾は儲けちゃいけない！？】
https://note.com/yasuta_rp/n/na9ef36138d57

「学校へは行くな、でも塾はOK」となることは考えにくいです。

また、国の休業要請がなくても、学校が休校になれば、
学習塾も対面授業はやりにくくなるのは容易に想像できます。

「学校が休校なのに、塾は対面でやるんですか」と、
通塾生の保護者さんからの問い合わせもあるでしょう。

昨年4・5月は対面でやられていた塾さんも、
地域の目を考えると対面はやりにくくなります。

したがって、昨年の4・5月同様、いつでもオンライン授業ができるよう
準備をしておくことが最大のリスク管理だと思います。

弊塾は、昨年の学校休校のさい、生徒さん一人1台のiPad所持や、
オンライン自習室、オンライン授業を確立し、なんとか乗り越えていきました。

本当に壮絶な2カ月間で、いま思い出しても、
助けてくれた社員や学生講師スタッフには感謝しかありません。

2学期が始まる9月以降、再び突貫工事の対応にならないためにも、
その準備を今から行っている状況です。

学校休校があるとするならば、2学期に入る直前か、
2学期に入り各地で学校クラスターが起きて
どうしようもなくなった時だと思います。

今ならまだ間に合います。

オンライン授業に切り替える準備さえ今からしておけば、
学校が休校になっても、教室運営に大きな支障をきたすことはありません。

何もかもが手探りだった昨年とは異なり、
「以前の状況を知っている」「経験がある」のはとても強いです。

もちろん、生徒さんや保護者さんも
オンライン対応に慣れた部分もあるでしょうから、
今度はより「質」を求めてくることも考えられます。

昨年のように「オンラインでやってくれるだけでありがたい」とは
ならないのではないでしょうか。

そうしたことも含めた準備が必要です。

そして、一番やってはいけないことは
「予測していたにも関わらず準備をしていない」ことです。

生徒さんの安全を確保し、従業員の雇用を守ることが、
塾長・オーナーの仕事です。

「万が一を想定してオンラインの準備をしていたけど、
何もなく通常で終えることができた」となればそれでいいじゃないですか！

これが言える状態にするのが最高のリスクヘッジだと思います。

「学校休校なんてありえない」と思われるかもしれませんが、
リスクヘッジの失敗は、たいてい「ありえない」「大丈夫だろう」という
思い込みから発生するものです。

今回の私の提起は、起きる可能性が低いことかもしれません。
しかし、ゼロではないとも言えます。

昨年の2ヶ月にわたる学校休校、誰が想像できたでしょう。

「常に最悪の状況を想定して行う」のがリスクヘッジの鉄則だと言われます。

リスクを考慮しすぎて逆に身動きが取れなくなってしまうのは問題ですが、
常にリスク管理を意識して教室運営を行っていきましょう。

【今回のまとめ】
・学校でクラスターが起きるのは時間の問題？
・学校休校になっても即座に対応できる準備を

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◆あとがき＜深夜残業中はエアコンを切れ！？＞

私の知り合いは、とある役所で保健師として働いています。

コロナ対応で恐ろしく忙殺されており、
先日も午前2時に仕事を終え、3時に帰宅したそうです。

業務がありすぎて終わりが全く見えず、
金曜日や土曜日はまず終電では帰れないと。

独身者や子どもがいない保健師は、
平日も終電に乗れないと言っていました。

「困っている人たちがいる」という人質を目の前に、
善意や正義感にたよる“やりがい搾取”や、
保健師が全く足りていない状況が招いている状態です。

私たちでいれば、いくらやっても子どもたちの成績が上がらないうえ、
永遠に夏期講習が続いているような感覚でしょうか。

しかも極め付けは、「節電のため23時にエアコンが切れる」のだそうです。

初めて聞いたときは「はぁ？」と聞き返してしまいました。

「管理職は何をしとんねん！」と思いましたが、
彼らにもそんな決裁権などなければ、改善する余裕もないのでしょう。

こんな理不尽で不合理な環境、政治力で改善しないといけません。
市長や市議会議員はこの過酷な労働環境を知っているのか疑問です。

市民を助けるために公務員のみなさんもこれだけ働いてくれているのに、
こんな杓子定規な判断ではいけませんよね。

なんとか改善してもらうべく、各方面からアプローチしてみたいと思います。

このように、コロナ感染拡大によって苦しんでいるのは、
感染者やその家族だけではないんです。

みなさんはもちろん、ぜひ社員や講師の方、
生徒さんたちにもこの事実を知ってもらい、
改めて感染防止対策に気を引き締めていただけると嬉しいです。

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