キネセラ

秋葉原で身体の歪みを治す仕事をしてます。 原因を突きとめ、それを取り去れば解決します。…

キネセラ

秋葉原で身体の歪みを治す仕事をしてます。 原因を突きとめ、それを取り去れば解決します。 解剖学的に異常は無くても、 運動学的に正しく動かせないのが原因です。

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歪みの原因

日本人の場合、主に2か所に疲れがたまります。それは 首~肩 そして 腰 首は前に曲げる(下をみる)ことはあっても、反る(上をみる)ねじる(左右に向く)は少ないですよね? 肩も前下半分は、仕事や家事その他使っても、上や後ろに腕を廻す事は少ないと思います。 その為、つかっている筋肉にばかり疲労がたまる。 そして使ってない筋肉とのバランスが崩れてくるのです。 腰の部分も同じで、曲げる(下に)ことはあっても、反ったりねじったりは少ないですね。 そのため支えになる部分(腰椎=腰の

    • 1000円で腰痛を治す方法

      肩こりに続いて、ヤマシタさんの記事に賛同して、腰痛編も書いてみます。1000円で腰痛が解決するのか? やり方次第なんです。是非見てって下さい。 目次 ・何故腰痛が起きるのか?    ・治す事は出来る? 何故腰痛がおきるのか? 腰の部分は前に曲げる事が多く、反ったり左右に動かしたりしませんよね? それが、支点になる部分(腰椎の4・5番目)の筋肉に負担がかかって 結果として縮まってしまいます。 しかも腰の所はそれだけではありません。 股関節 歩く前後は使っても、他はほと

      • 1000円で肩こりを治す方法

        普段見ているヤマシタさんのnoteにこんな記事があったので書いてみます。 肩こりを1000円で治せるか?マッサージ屋さんなら10分程ですよね。その場は気持ち良くても治らない。それを解決させる方法です。 目次・何故肩こりが起きるのか?   ・簡単に治す事は出来る? 何故肩こりが起きるのか? 普段、首は下を向く(仕事やゲームや携帯で)ことはあっても、上や左右って使わないですよね? 一方的な方向ばかり使っているので、その筋肉が縮まってしまうのです。 しかも首は「頭の重さ」を

        • 筋肉を強くするには?

          先日、患者さんとの話の中で 「歪みがある状態で筋肉を使っているなら  その歪んだ状態で筋肉は強くなりますよね?」 という質問を受けました。  確かにその通りですね。間違っていません。 で、その後段の話なのですが 「先生は ≪筋肉が収縮した状態≫ と仰いますが  その状態でも使っている限り、筋肉は強くなる訳ですよね?」  ここで微妙なニュアンスの違いがある事に気が付きました。 その話をしたいと思います。  筋肉を太らせるには 酷使する→休養を取らせる→超回

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          足の甲の痛み

          患者は46歳女性。左足の足の甲の痛みを訴える。 一通りの検査。何よりも歩き方からしておかしい。 守秘義務があるので、普通の患者さんの話を書くのではなく 妻の事です。 靴下を脱がして見てみると赤く幾らか腫れている。 触ると痛みを強く訴える。  整形外科に行けば、レントゲン撮って、 「骨に異常ないね」 と言われ、湿布と安静を言われておしまい、というのが通常。 足の痛みがあって外傷でなければ、整形なら色々病名を考えますが 分かりやすく言うと関節が体重を支えきれな

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          アキレス腱と踵(かかと)

          下肢の話の続きです。 アキレス腱というのは脹脛(ふくらはぎ)の筋肉の 踵(かかと)に付く部分な訳ですが ここの痛みや違和感を訴える方が意外に結構いらっしゃいます。 整形外科では腱断裂している訳でもないので 「安静にして下さい」 しか言いようの無い部位でもあるからです。 整体の見方では「腱に疲労は溜まらない」のであって 「筋肉」の方にたまる訳です。 ここで問題なのが、踵の骨から足底腱(足の裏沿いに指に伸びる腱) も始まっており、これは両者のバランスというのが

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          膝の痛み

          下肢の症状で多いのがこの膝の痛み そもそも膝は何で痛むのでしょうか? 膝の関節というのは、上はふとももの骨(大腿骨) 下はすねの骨(脛骨)で関節をつくっています この関節は他と違い、すべる事によって正座出来る位まで曲がります その為、中から支える前後の十字靭帯、内外の側副靭帯、 クッション材の役割の半月で関節を構成しています ところがこの膝という関節は、前後の動きには強いのですが、 構造上、左右には強くできていません。 そしてここがポイントなのですが、 膝

          股関節の痛み・股関節炎

          股関節の痛みに関してですが、ここに関しては 整形外科では出来ることが限られています。基本的に レントゲンを撮る→骨に異常ない→安静にしてください  必要なら痛み止め、というのがほとんどです。 では何故股関節に痛み違和感が起きてくるのか、 そこから説明していきます。 股関節という関節は身体の中で、 肩の次に可動域(動ける範囲)が広い関節です。 しかしこの関節は、歩く時に使う、 前後=「屈曲と伸展」は使っても  横にあげる「外転」   横に広げる「外旋」 

          股関節の痛み・股関節炎

          治療法

          さて、ここまで整体的な見方を説明してきました。 「ではどうやって治すの?」と思われると思います。 それについてのお話です。 私の治療院では「揉みません」 ならどうするのか? 端的に言うと てこの原理を使って「押す・引く・ねじる・まわす」でゆるめる これが結論です。 私は30代前半までは父の治療院を継いだこともあり、 整体のみで施術していました。 しかしながら、それだけだと、どうしても 改善しきれない症状の方もいらっしゃったのです。 私にとっては「整体」

          顎関節症

          上肢が終わって次に下肢に移る前に顎関節のお話 これも元々、構造的におかしいものは整体の適用外です。 口を動かす=噛む という動きは解剖学&運動学でいうと 咬筋(こうきん)側頭筋 外側と内側の翼突筋  の4つの筋肉で動かします かみ合わせが上手くいかない、と咀嚼できないだけでなく 酷い場合は顎関節症にまで至ります これは病院にいくと口腔外科にまわされて、 場合によってはオペ=手術 適応となることも では何故かみ合わせが上手くいかないのかというと、 途中で何ら

          顎関節症

          ばね指(弾発指)

          整体的見地からのばね指について書いてみようと思います。 まず、指を動かすのは当然ながら筋肉ですが、 その力を指に伝えるのは「腱」です その通り道でちゃんと動くように押さえつけているものがあります。 それが「靭帯性腱鞘」(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものです。 そこや腱に力がかかって、炎症を起こし、更にひどくなると 引っ掛かりが生じます。 ある程度までは、動いてもそこから動かすと痛みを生じ、それでも動かすと バキンッとバネ状に動くので「ばね指」と呼ばれます

          ばね指(弾発指)

          五十肩

          五十肩とは 1 肩に痛みと運動障害があって  2 患者さんの年齢が40歳以降  3 明らかな原因がない  ものを指します 昔は腱板損傷等も一緒くたに「五十肩」扱いされてましたが、 今では上の要件に当てはまるものというくくりになったそうです。 基本的に整形外科ではこれらの症状について、 対処は昔からのRICEの法則以外ありません。 そもそも 「肩があがらない」 といったって、 「横・前・後ろ」 の方向の違いもありますし 痛みの出方もそれぞれ。 それを一緒

          テニス肘

          具体的には上腕骨の外側上顆炎または内側上顆炎のことです。 整形では外側上顆炎をバックハンドストロークの際におこるので バックハンドテニス肘 内側上顆炎をフォアハンドストロークで発生するので フォアハンドテニス肘といって分けているそうです。 対処は基本的に他でも使われますがRICEといって ・Rest     (休息) 運動を止めて休む ・Ice      (冷却) アイシングをする ・Compression (圧迫) テーピング等で患部を圧迫する ・Ele

          野球肘

          上肢の順で次は肘 次のテニス肘と共にメジャーな障害ですが、 これも西洋医学と整体では見方と対応が違います。 野球肘というのは上腕骨の外側上顆炎の事。 肩から肘の骨=上腕骨の 内側 の 上顆  という部分が炎症を起こしている と 何故炎症を起こすのかというと、繰り返しの投球動作が リリース時に痛みを発生させると。 整形では温罨法・電気治療 そしてフォームの改善  何よりも安静 といった対策がほとんどです。 さて整体の見方です 外側上顆炎 その通りです。

          腱鞘炎

          これも西洋医学では中々治り辛い症状であります。 手首の腱鞘の話で説明していきます。 指を伸ばす筋肉と曲げる筋肉。5本ありますから5系統です。 それがバラバラにならない(ねじれたり飛び越えたり)為に 鞘(さや)におさまっています。 この鞘の事を腱鞘(けんしょう)といいます。 それが炎症を起こしているから「腱鞘炎」  西洋医学では症状として  患部の痛みと腫れ、患部の動かしづらさ を挙げます 原因としては 使い過ぎ=指や手首など特定の関節を反復継続的に使うこと 

          肋間神経痛

          脊柱の範囲に入るモノで、特に 一度、整体を試してみては? と声を大にしていいたいのがコレ、肋間神経痛です。 西洋医学では、ストレスや姿勢からくるもの、という扱いです。 勿論、胸膜炎や脊髄の病気からきているものは整体の範疇外です。 でも「何だか原因がわからないけど」症状が肋間神経痛 というものに関しては試す価値があります。 そもそも肋間神経というのは肋骨の裏側に走っている神経の事です それが何らかの理由で痛いと知覚する→肋間神経痛 となります。 これがそもそも

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