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伊藤詩織の控訴審判決⑫NHKの番組:目撃!にっぽん「声をあげて、そして」

 さる2月13日。NHKの番組で伊藤詩織の5年間の特集が組まれた。内容はもちろん伊藤詩織側の正当性を一方的に認めるもので、準強姦の問題がいつの間にか同意不同意の問題にすり替えられ、学校教育、慰安婦問題にも絡めた番組であった。

※この放送NHKプラスで2/20 6:40まで見られる。

 山口氏のコアな支援者はNHKに強く抗議したが、窓口の反応は暖簾に腕押しで、あくまで聞くだけ。

 ここで特記したいのはこの番組ディレクターの一人が宣 英理がであることだ。彼女の母親は伊藤詩織氏の民事裁判を支える会の世話人であり、さらに慰安婦支援団体「正義連」の理事、梁澄子である。

 梁澄子の立場はネット上で流れている下記の相関図でみるとわかりやすい。

 正義連については様々な問題が起きており、是非検索して調べてみてほしい。

赤〇が梁澄子

 伊藤詩織と山口敬之氏は現在最高裁に上告しており係争中である。
しかるにこの時期にこのような番組を報道することは公正な立場を保つという放送法に違反していないか。

 ちなみにNHKのQ&Aのページには次のような文言がみられるが、これは自嘲なのか、ギャグなのか?

「公平・公正」、「不偏不党」とは具体的にはどういうことか
具体的には、政治上の諸問題は公正に取り扱うこと、また、意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱うといったことです。NHKは、意見が対立する問題を取り扱う場合には、原則として個々のニュースや番組の中で双方の意見を伝え、仮に双方の意見を紹介できないときでも、異なる意見があることを伝え、同一のシリーズ内で紹介するなど、放送全体で公平性を確保するよう努めています。

NHK Q&A

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