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伊藤詩織の控訴審判決⑨ 裁判官による歪曲

 膝の傷害のところでふれたが、山口氏は鮨屋の店員から伊藤がトイレで「便器から崩れ落ちて不自然な形で寝込んでいた」と聞いていた。これは伊藤氏へのメールに書かれており、BlackBoxに記載されている。

 伊藤ですらトイレの蓋にすわっていたのは記憶を失う直前のこととしている。(「給水タンクに頭」はウソだが)

トイレに入るなり突然頭がくらっとして蓋をした便器にそのまま腰かけ、給水タンクに頭をもたせかけた。そこからの記憶はない。

BlackBox p48

 ところが控訴審の裁判官達は

本件鮨屋の従業員に蓋をした便器の上に腰かけた状態で発見された

控訴審判決

と話を歪曲した。

そして他に「その当時伊藤が膝を痛めるような原因となる事実は疑われない」ことにしてしまった。

裁判官に良心はないのか?

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