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完全にとる講義間違えた

完全にミスった。出席点なしで期末レポート100%評価で、ほかに入れる講義もなかったからシラバスも読まずに適当に表象文化論の講義をとってしまった。


とったはいいものの、90分間ずっと教授がなにいってるかわからない。補助資料が配られたけど、その資料もなにいってんだかわからない。表象文化論なのにほぼ哲学になっている(比喩表現ではなく)。

詩人(作者)の仕事は、すでに起こったことを語ることではなく、起こりうることを、すなわち、ありそうな仕方で、あるいは必然的な仕方で起こる可能性のあることを、語ることである。(中略)普遍的とは、どのような人物にとっては、どのようなことがらを語ったりおこなったりするのが、ありそうなことであるか、あるいは必然的なことであるか、ということである。詩作は、人物に名前を付けることによって、この普遍的なことを目指すのである。他方、個別的とは、アルキビアデースという人物が何を行い、どういう目にあったか、ということである。

配られた資料の一部 (アリストテレース『詩学』岩波文庫 1997年)

結局のところ何が言いたいの???「ということである」じゃねえんだよ。どういうことなんだよ。普通の読み物だったら、対比構造(Aは~で、他方Bは~。)はAの説明のためにわかりやすいBを置いてくれるんだよ。AがわからないのにBはもっとよくわからないじゃないか。誰だよアルキビアデースって。日本語覚えたての外国人の自己紹介みたいな名前しやがって。あと「どういう目にあったか」って絶対不幸な目に遭うだろ。「○○な目にあう」って表現全部不幸だから。アルキビアデースかわいそう。
あと読点(とうてん)多すぎるだろ。期末レポートの文字数稼ぎかよ。これだけ読点あっても文法的には問題ない日本語って欠陥言語だろ。


上の資料が配られた後、読む時間が10分与えられたのだが、何故かその時間ずっと教授がしゃべている。
「この文章は一回読んだだけじゃ理解できないと思うんですけど~」
「もしかしたら哲学を専攻していて、この文章をすでに読み込んでいる人がいるかもしれないんですけど、その人はこういう見方もあるんだっていうのをわかってほしくて~」
とかなんとかずっとしゃべっている。頼むから集中させてくれよ。一回読んだだけじゃわからないような難解な文章をノイズ混じりで理解できるわけないだろ。





そんなこんなで、ちゃんと集中して講義を聴いている学生はほとんどいない。自分の周りにはスマホいじってる人か寝てる人しかいない。そういう自分はというと、もちろんパソコンで真面目にノートをとっている・・・


はずもなくこのnoteを書いている。





いや、書きあぐねている。前の席に座っている女子の茶色カール毛髪が僕のパソコン画面の上3分の2に覆いかぶさっている。この教室の席と席の前後の間が狭いというのはあるが、2年間大学に通っているが、こんなのははじめてである。茶色に染めてカールさせると髪の感覚ってなくなるんでしたっけ?違いますよね?

こんな感じ


自分の髪の毛が何かよくわからないものに触れていたら普通に気持ち悪いだろ。試しに自分の髪の先端を触ったが、めちゃくちゃ感覚あったぞ。なんだあいつ。ずっとスマホいじってるから寝ているわけでもないし。せめて寝ていてくれ。そうしてたら納得できるから。こうなってる原因がわからないのが一番怖い。こっちは前の席にお前が座った時点で気をつかって机の手前半分の面積しか使ってないんだよ。その時点で領土を半分奪われているのにさらにパソコン画面も半分奪われた。ほぼ18世紀のポーランド。

最終的に領土をすべて奪われてしまったかわいそうなポーランド(世界史の窓より引用)


長髪に挑発され続けてる。こいつを調髪して税金を徴発してやる。(ラッパーかと思いきやただのねずっち)






そんなにタラタラ文句を言うなら一声かければいいだろと思う人もいるだろう。





その通りである。



直接言うことができないから、こうやって陰でぐちぐち文句を言ってる情けない人間だよ俺は。前の席のやつの服が全部絵の具みたいな原色で、腕輪をつけていて、めちゃ高そうなバッグをもっているからただビビってるだけ。前の席の人も悪意を持ってこんな行動しているわけじゃないだろうし、勝手にイライラしているこっちが悪い。そもそもこの講義も必修でも何でもないししんどかったらとるのをやめればいい。すべて自分が悪いのだ。


あの~、頼まれてもいないのに不快な思いをしに行く人って、頭の悪い人だと思うんすよ。(某ろゆき)



自分に論破されました。





もう書く気力がないので、最近読んだ口が悪すぎる本の目次を置いて終わります。









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