春待ちの桜染め

枝や樹木の中では、たくさんのエネルギーを
湧き立たせていることでしょう。

そんな桜たちのエネルギーをいただいて、桜染めをしました。
数時間に出した液は、なるべく長く置いたほうが赤みが出ます。
長く置ける方は、2週間くらい放置してください。
そんなに置けない方も、翌日くらいまでは放置したほうよいです。
それから、灰汁(アク)で媒染するほうがより赤みが出ます。

媒染は、
染の発色と色止め効果があります。
主にミョウバンや鉄など、あるいは銅やチタンなどでも。
今回は昔ながらのアルカリ(灰汁)媒染にしました。

灰汁は木灰の中に熱湯を注いで、
そのまま、灰が沈むまで放置します。
その上澄み液を使用するやり方です。
上澄み液は、2番目、3番目と取れます。

灰汁で媒染したものは、
アルカリが強いので良く洗ってください。

この記事が参加している募集

山であそぶ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?