【ワーホリ生レポ】やってこ!マーケットに参加しました。
初めまして!こんにちは!
埼玉からやってきました、かたやまと申します。
突然の登場失礼いたします。
私は総務省主催の「ふるさとワーキングホリデーという制度で、
シンカイさんのところで9月7日から2週間の間、お世話になることになりました。
↓↓ワーキングホリデーの詳細についてはこちらをご覧ください!
ここで簡単に自己紹介を。
私は埼玉県出身の22才で
普段は東京の大学院の1年生として、ざっくりといえばまちづくりを専攻しています。今回、長野を選んだのも長野、特に善光寺周辺のまちづくりに興味があったからです。
具体的に言えば、
「なんでこんなリノベが広がってるの?」
「なんで長野なの?」
「リノベまちづくりってうまくいってるの?」
というような疑問を抱えて長野にやってきました。
そしてせっかく2週間も長野にいれるということで、これらの疑問を解決するだけではなく、この2週間の長野の生活で、私個人の思う長野の魅力などについてもこの場を借りて発信していけたらいいな、と考えている次第であります。
さて私がシンカイにやってきた9月7日ですが、そうです、この日は来たる「やってこ五穀豊穣マーケット」が開催された日でもあります。
今回早速、このマーケットについてのレポ記事を仰せつかったわけですが、
とにかく、色々とひっくるめてすごかった!(語彙力喪失)
ということで今回のレポは全くの外部から来た僕がこのマーケットに参加してみて、僕自身が思ったこと、感じたことを全力主観で書いていこうと思いますので、これから来る人の参考になれば嬉しいです。
では、やってこ!!
静かで穏やかな長野の一角にポツリ佇む異様な空間
僕がシンカイに到着したのは朝10時。マーケットの開始は11時と聞いていたので、準備をしている時間なはずなのにこれだけの人がいる!!
これは一体どういうことなの?!長野駅からの道のりはとても静かで穏やかだっただけに、長野の人はみんなここにいたのかと言わんばかりの雰囲気に来て早々にシンカイのパワーに圧倒されました。
そしてマーケットが始まる前の出品者の方々の顔合わせの様子。(この時に人の多さの理由に気づきました。)
この小さな空間にこれだけの出品者の多さ、もうすでに熱気に包まれていました。(エアコンの存在をこの写真で知るくらい暑かったのです、、。)
そしてみなさんとても楽しそうでした。写真を見ればわかるのですが、終始笑顔が絶えず、笑い声が飛び交っていました。
今回、マーケットに参加していた方々です↓
出店者紹介(随時更新)
◆kougonewyork(東京)
◆BACK YARD craft&furniture(長野)
◆OJAS PURE RAW CHOCOLATE.(長野)
◆IKEUCHI ORGANIC(愛媛)
◆印刷屋のぼんぼんfrom藤原印刷
◆Tee.(長野)
◆万力春乃(東京)
◆OND WORK SHOP(長野)
◆サイトウヒロユキ(新潟)
◆FACTORY FRONT (新潟)
◆Gallery& Studio HI-CONDITION(東京)
◆Foret coffee(長野)
◆EMISHI(長野)
◆橋本太郎(ナイスガイ/SATURDAY MORNING)
◆空中カレー(東京)
◆いちねいくんの官能セレクト(群馬)
◆スナックおかん(京都)
◆かもめブックス(東京)
やってこマーケットスタート!!
午前11時。マーケットが始まりました。はじめは出品者同士でこのマーケットの経済を回していくのがやってこ!ならではのようです。中が盛り上がらないと外から人は来ませんからね。
出品者同士ですでにめちゃめちゃ盛り上がっていたのが印象的でした。(むしろ盛り上がりすぎてて外からの人に気づかない場面もちらほら、、)
私も早速 Foret coffee さんでアイスコーヒーをいただきました。(なにせ室内は暑い、、。)今回のマーケットではクレバーコーヒードリッパーというものを使って抽出しており、普通のドリップコーヒーとは違いお湯は下に落ちず写真のようにぐんぐんと膨らんでいきます。まるでお湯でケーキを作るイリュージョンを見ているか如く、、、美味しそうです。 ちなみに普段、お店ではハンドドリップでも淹れているそうで、是非この滞在中にお店にもお伺いしたいと思います。
そうこうしているうちに徐々にシンカイで足を止めていく人も増えていき、多くの人で店内外は終始賑わっていました。人通りが多い通りとはお世辞にも言えないのですが(むしろ少ない方だと思います。)、足を運ぶ人は絶えずいました。
人がいるところに人が集まるのだと感じます。
全国の面白い人たちによる面白いもの
全国各地から集まったクリエイターさんたちの商品はどれもが魅力的!!
これに作り手の思いが直接加わりますので、その魅力は何倍にも増して見えてきます。
やはり”人の心”を動かすものは”人”なのだと改めて思わされました。 (無一文かつ予備知識ゼロで今回のマーケットに飛び込んだ私が悔しさをかみしめる思いをしたのは言うまでもありません、、、)
そして出品者の方々は非常に個性豊かな方々で、
それぞれの方々が本当に
濃い!
そして面白い!
もちろんいい意味で!
そんな濃い方々の僕が印象に残った場面をいくつかご紹介します!
【その1】休憩中の1シーン。(Teeさん)
ものづくりの職人さんたちはみなさん、固定概念に囚われないストロングな心、こだわり抜いたストロングなもの、そしてストロングな飲み物を持っています。
例えば会社で髭を生やしたいという時には、
「髭生やしてもいいですか?」ではなく
「髭生やしてきちゃいました!」です。
【その2】かもめブックスさんがお客さんに自らの本棚について説明している場面。
かもめブックスさんの本棚は組み合わせが自由にできる仕様になっていて、本棚を様々な形に変形させることができます。本を棚から楽しむと言う発想、とても素敵です。そしてやはり自らの思いの詰まったものですので本当にとても楽しそうに話すんです。それが本当に面白くて気づいたら話の虜になっているんです。そして気づいたら買ってるんですよね、恐ろしいです。
【その3】出店者さんが出店者さんの商品を買い、早速活躍している場面。
立っているだけで汗が滲み出てくるほど暑かったこの日の長野。長野から遠く離れた愛媛から来ていたIKEUCHI ORGANICさんの今治タオルは即戦力として早速大活躍していました。
(用途は少し違いますが、目的はだいたい同じなので問題ありません。)
僕もハンドタオルを購入したのですが、ふわっふわの生地に思わずにやけてしまいました。即戦力確定です。
【その4】出店者の中で最年少の幼馴染コンビ”EMISHI"
蝦夷(EMISHI)のロゴの入ったTシャツを販売していたこの二人はなんと
高校3年生!!
ストリートへの熱い思いから生まれたこのTシャツ。とてもかっこいい。
思いがあればなんでもできる。年齢や立場なんて関係ない。そんな彼らのひた向きな姿には僕自身も学ばされるものがあります。
【その5】こんなにキッチンが似合う男はこれまで見たことがありません。バカカレーを出していた店主さんの素敵な1枚です。なんと普段はキッチンに立つ仕事ではないみたいです。この日1番の衝撃でした。
【その6】出店者がお客さんに別の出店者をおすすめする、そんな光景はとても新鮮で、素敵だなと感じました。
という感じで今回のレポを締めよう思うのですが、個人的な感想を一言でまとめると、
「こんなに人の力を感じる場所は初めてでした。」
僕もいつか何かを全力で語れる人に、、今は何もない自分にとってはこのマーケットに対して正直気おくれしてしまう時もありましたが、濃い人たちの話を聞けるのはとても刺激的で来てよかったと心から思います。
素敵なもの、あるいは素敵な人との素敵な出会いがシンカイにはきっとあると思います。(というか必ずあります。)次回はいつになるのかはわかりませんが、是非行ってみて欲しいです。
(いい感じに締めることができたでしょうか、、)
〜番外編〜 飯山の秋祭りに連れて行ってもらいました。
マーケットが終わった後に参加していた皆さんと一緒に飯山で行われた秋祭りに連れて行っていただきましたのでその様子を紹介します。
飯山の人気のない田んぼ道を来た瞬間に異世界に迷い込んだかのような非日常感、そんな不思議な雰囲気に会場が包まれていました。この時、すでに疲労困憊だった私にとっては全てが幻想的でした。
この天狗は持っている松明を最後、上に投げるのですがこれに当たると幸運になる、、らしい。うーん、火に当たる時点で、幸運ではないような、、とか言うのはきっとお門違いなのでしょう。
獅子舞の演舞とてもかっこよかったです。どこかの劇場でやっていてもおかしくありません。
私たちは最初の演舞で帰ったのですが、聞けばこれが朝まで続くそうで、、、。
子供達の演舞もとても素敵でした。また周囲の温かい声援も印象的で、祭りに対する思いを感じました。
こんな素敵な日本の伝統は絶やさず、受け継いでいって欲しいですね。 飯山の子供達の今後に期待です。
服、本、雑貨など、全国の関係性ある人たちの商品を取扱うだけでなく、ナナメの関係性で人々が集う「場」を提供しています。 お問い合わせはこちら→yatteko.nagano@gmail.com